・・・『池袋ウエストゲートパーク』石田衣良が、写真コラムでこのようなことを書いている。
WBCでは日本チームを応援していたので優勝して本当にうれしい。ぼくは基本的に「日本代表」というのは応援してしまうタイプなのだ。ところで政府や文部科学省は愛国心を義務化したり強制したりしようとしているみたいだけれど、「なにかを愛する」ということは本来とてもささやかな、ちいさな花のようなものだから、強制や義務には最もなじまないんじゃないだろうか。ぼくはこれからも「日本代表」を応援するだろうけれど、それは文部科学省に言われてそうするんじゃないんだ、等々。
・・・「地元・池袋を愛する、果物屋の息子」を主人公にした『IWGP』、
その作者としては、これは妥当なスタンスと言えよう。
・・・「愛する」という、とても個人的で神聖な行為を、
義務や強制で他人に押し付けられると思っている、
そんな政府や役所というのは
ストーカーみたいで相当にキモチワルイわけで、(@∀@)
それこそ法律で取り締まるべきなのだ。