・・・最近、大日本帝国時代の日本についての客観的な分析に接すると、「それは自虐史観だ」などと教科書どおりのチンプな言葉を口にしながら耳をふさぐ若者がいるようです。これは実になげかわしいことです。
そもそも愛国心とは「いいところも悪いところもあるけれど、トータルで見て、この国が好き」という心のありようです。愛していればこそ、自国の社会に問題点があればそれを改善しようと考え、また実際に改善していくことにもなるのです。
・・・「不愉快なことは耳に入れたくない。気持ちいいことだけ知りたい」というのはそもそも愛ではなく、エゴイズムです。そのような「自分さえよければいい」というエゴイズムが、まず他人を不幸にし、そして自らをも不幸にしていくのです。そのようなエゴイズムが、かつて大日本帝国を滅亡させました。
・・・「つくる会」教科書引き写しの、偏狭で亡国的なエゴイズム。そこから解放された、自由主義(リベラル)的な歴史観を育てるために、『「つくる会」教科書が教えない歴史』を語っていきましょう・・・(以下、書きかけ)
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