・・・『ほんにゃら(忘れたw)島耕作』あたりでも出てくる、「中国と付き合うのがイヤだからインドと仲良くしよう」という幼稚な発想には泣けてくる。あの発想はどこから出てきたのだろう。「つくる会」のどこかからか。
▼大佛次郎論壇賞に中島岳志氏「中村屋のボース」
http://www.asahi.com/culture/update/1214/001.html
・・・ボースは東京・新宿中村屋に一時身を隠し、インド独立のため、アジア解放を掲げた日本の大アジア主義に協力した。だが、その帝国主義的実態に失望、失意の中、生涯を終える。
・・・単に過去の記録にとどまらず、現在も論議が絶えない「大東亜戦争」の評価や、現代日本のナショナリズム、アジア外交を考える手がかりになる点が、選考委員の高い評価を得た。
▼ラス・ビハリ・ボース
@wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%93%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%B9
▼中村屋のカリー
http://www.nakamuraya.co.jp/history/hist_02.html▼(参考までに)スバス・チャンドラ・ボース
@wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%90%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%B9
・・・「中村屋のボース」が出てきたついでに、後者のボース(チャンドラ・・・)についてもメモしておこう。
「つくる会」教科書を読んでいると、歴史がわからず恥もかく、そんな実例がここにある(@∀@)
▼山田区長の「広報すぎなみ」での発言:「杉並区とインド」
http://suginaminnanokai.web.infoseek.co.jp/katudo.hokoku/kuchonoiimail/iimail.htm
>本日発行の『広報すぎなみ』の「区長からのいいメール」で、山田宏区長は、日本に依存してインド独立を達成しようとしたチャンドラ・ボースをインド独立の英雄として高く評価しました。また、東京裁判で日本戦争犯罪者の無罪を主張したインド出身判事ラーダ・ヴィノード・パールを高く評価しました。こうした歴史評価は一方的なものであり、定説とは言いがたいものであります。詳しくは別紙の区長宛て書簡に述べてあります。>さらに問題なのは、こうした見解が「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書に特徴的に出てくることであります。教科書採択を目前に控えたこの時期に、中立たるべき区長が特定の教科書の内容に依拠するような発言をすることは、大変にゆゆしき行為であると言わざるをえません。
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