▼北朝鮮による拉致問題に関するアクション立ち上げ構想のメモ。
・仮称:北朝鮮からの拉致被害者の自由と、
『救う会』からの被害者家族の自由を実現する
「自由主義的」拉致被害者救済運動(案)
・まず拉致被害者の救済が第一。そのための手段を限定しない
ご家族の意見は尊重するが、優先順位は二番目である。ご家族の中には冷静さを失うあまり(冷静さを失うことはやむをえぬとしても)日本の核武装を提唱する方もおられるが、拉致被害者救済にはむしろ悪影響を与えるようなご意見はさりげなくスルーする。
・『救う会』には拉致被害者を救う気がない。できれば永久に解決しないでほしいというのが本音。
(根拠1)経済制裁ひとつにしても中国韓国の協力を得る気がない(この二国抜きでの経済制裁は無意味に近い)。しかし『救う会』中枢=日本会議=神道政治連盟に存在する民族主義的偏見やナショナリズムに邪魔されるため、これは事実上実行不能。『救う会』が運動に一糸乱れぬマスゲームを強制する限り、自由な発想や効果的な施策ができない。
(根拠2)拉致事件の承認&被害者の一部帰国が実現した本当の背景について『救う会』は解明する気がないし、またその能力がない。日本国内における運動が北朝鮮政府の動向を左右する、という発想はやはり現実的ではなく、何らかの交換条件があったとみるのが合理的であるし、その手法はもっと研究されるべきだ。交渉可能な相手であれば交渉すればいい。被害者の帰国を実現することが最優先であって、戦争や経済制裁や運動の拡大が自己目的化しては本末転倒。
(根拠3)『救う会』の鼻息の割に拉致被害者救済の運動が国民的な広がりを持ち得ない最大の理由が政治的排他主義。たとえば社会党に対して北朝鮮との過去のつながりを批判するが、そのつながりを利用して被害者に関する情報を収集する、といった発想は救う会にはない。また共産党に対しての『救う会』の攻撃はあまりにも事実を反映していない。つまり運動の規模を政治的立場を超えて拡大する意思が『救う会』にはそもそもないし、「使える手段は何でも使う」という現実主義も存在しないので使える手段がどんどん狭い範囲に限られ、被害者救済の可能性も限定されてくる。
・逆に言えば、『救う会』の発想や視点から自由になることで、拉致被害者救済のための多様な手段の検討・実施が可能になる。ゆえに「自由主義的」拉致被害者救済運動という。
(おまけ)
・amlにおける自称「横山恵」氏のカキコが一部メーリングリスト参加者の反感を買っている。わたしは別に気にしてないし、「退会をもとめるべき」なんて意見にも賛成はしないが、そんなにウザイというなら、ひとついい方法を伝授してもいい。退会なんかさせなくても、いや強制的な措置を一切使わなくても、「横山恵」氏が書き込めなくなる(あるいは、ほとんど書き込みできなくなる)方法がひとつある。というのも「横山恵」氏は、自分の言葉で何かを書くことはほとんどなく、基本的に「救う会」の情報をコピペしているだけなのだ。だから彼(あるいは彼女)の荒らしめいたカキコを封じ込めるには、・・・
(つづく)
傭兵コードネーム(笑)テレンス・リー氏、斉藤氏の経歴を見て
「軍歴は長いが、おもな戦歴はひとつだけだ」
「外人部隊は国軍であって、プロの傭兵はスペツナズやデルタフォースを出てからPMC(民間軍事企業)を渡り歩く。それでもピークは30代」とのこと。(@『サブラ』)
傭兵は捕虜になればジュネーブ条約に取り扱いの規定があるが、
PMCは法的規定どころか規制もされていない。NGOにはこれを規制するべきだという意見があるとのことであるが、たとえ条約ができてもアメリカのように批准しない国が多そう、とのこと。(@『SPA!』PMC特集より)
爆笑問題・太田光「日本政府は斉藤さんを拘束した武装集団に毅然とした態度をとるという。けっこうなことだ。しかし世界を混乱させているもう一方であるアメリカに対しても毅然とした態度が取れなければ、それは真に毅然たる態度とはいえない。日本という国は曲がりきれないカーブに過剰なスピードで突っ込みつつあるのではないか。」(以上要旨。TVブロス連載『天下御免の向こう見ず』)