▼【人の命を超える国策などあってはならない】
東海村長 村上達也
http://www.twitlonger.com/show/ddpbp0
>ついに危惧していた事故が起きてしまいました。昭和20年科学者中谷宇吉郎博士は人類の原子力利用に「地球上ではその創成以来堅く物質の究極の中に秘められていた恐るべき力。人類は開けてはならない蓋を開けてしまった」と警告していた。そのことを日本人自らの手で起こしてしまいました。
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>福島原発周辺の人たち10万人強の避難者は、今もなお将来の当てもなく漂流しています。生活の基盤である故里を失い、子供の将来に心を痛め、何もかも失う恐怖に慄いています。「国破れて山河あり」、その山河は原発事故の後も以前と変わらず昔のまんまなれど、そこで暮らしは営めぬ。こんな不条理が許されていいのでしょうか。
>故里を追われた人たちの心情は私の想像を絶するものがあります。この人たちの救済について政府に問うたところ「損害賠償は誠意を持ってやる」という答えでした。損害賠償だけですか?カネで償える話ではないのに、なんと心のない回答でしょう。先の大戦で人間の命を紙屑のように扱い、中国はじめアジア各国で2,000万人以上、日本人380万人の死者をもたらした戦前のエリート軍人の感覚に同じであります。人の命は「鴻毛よりも軽し」か。
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>日本人は「国益」「国為」という言葉に弱いようですが、今度こそ命、それは人間だけでなくあらゆる生きとし生けるものの命を第一に考えられるよう頭を切り替える時であります。日本人も福島原発事故から原発による繁栄は「一炊の夢」でしかないことを知るべきであります。・・・
▼JCO臨界事故
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E6%9D%91JCO%E8%87%A8%E7%95%8C%E4%BA%8B%E6%95%85
事故の経過
http://www.nuketext.org/jco.html
東海村臨界事故 崩壊する肉体経過 (閲覧にやや苦痛をもたらす画像あり、注意)
http://blog.livedoor.jp/weekchange-beronupes/archives/51074057.html
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