・・・動力炉・核燃料開発事業団(1998年に核燃料サイクル開発機構→2005年に独立行政法人・日本原子力研究開発機構に再編)による、宣伝ビデオ『プルトニウム物語−頼れる仲間プルト君−』。
「プルトニウムが混じった水は飲んでも平気」って・・・(@∀@)
http://homepage2.nifty.com/shippo-/diary/2000-12-04.html
>さて、このアニメには続編がある。「プルトくんとウランくんの熱い友情」というアニメだ。再処理施設のしくみを分かりやすく解説したものだ。
>再処理とは、使用済み核燃料から再利用可能なウランを取り出す技術で、地下資源が決定的に不足している日本では必須の技術であるとして巨額の費用をつぎ込まれているものだが、同時に数多くの問題をはらんだ技術でもある。その過程で排出される高濃度放射性廃棄物も、その一つだ。
>僕はこのアニメを見たときに、たまたまそのことを知っていた。だから、「高濃度放射性廃棄物についての扱いはどうなるのだろう」と気を付けながら見ていたのだが…。
>再処理仮定が、わかりやすいアニメーションで順を追って説明されていく。一つ一つの施設でどのような処理がされているのか、そしてどのようなものが排出され、どこへ向かうのか。ウラン君にプルト君が丁寧に説明しながら、次々と画面が切り替わっていく。
>そして、僕は自分の目を疑うことになった。なんと問題の高濃度放射性廃棄物は、画面の切り替わりの隙を付く形で、画面の外に消えていってしまったのだ。いつか戻ってくんじゃないだろうか――という期待も空しく、画面は反対側にどんどん移動していってしまい、処理施設から高濃度放射性廃棄物が排出されたということそのものが、「なかったことにされた」のである。
>実はこれらのアニメは、あるアニメ系BBSのオフ会の一環として、そういう類の映像資料を無料公開している施設に見に行ったものだ。だから僕は一人でそのアニメを見ていたわけではなく、数人で画面を見ていた。そのシーンが映った直後、その場にいた全員が一瞬固まった。言葉を失った。そしてその後、全員が大爆笑した。
>「そうだよ、これこそアニメーション技術の真髄だよ」
>「凄い、これは勇者合体よりも凄い」