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あなたが意外に思うかもしれない事実:実は尖閣諸島については自民党の方が民主党より「腰抜け」だった(@∀@)その2

※前回はこっち。http://d.hatena.ne.jp/claw/20100925#p1
・・・もちろん俺は民主党政権自民党政権尖閣諸島に関する政策を「腰抜け」という言葉で評価するのが適当だとは思わない。彼らは彼らなりの「合理性」にもとづいて行動しているにすぎない。ただそれが「彼らの中だけで通用する合理性」「短期的、あるいはその場その場のみに通用する合理性」なだけだ。
それでも、民主党政権尖閣諸島に関する政策を「腰抜け」よばわりする自民党や「もと自民」のみなさんの言い草を見ていると、「じゃああなたがたは『腰抜け』じゃなかったんですか(@∀@)」とついつい聞いてみたくなるのも事実だ。

▼小泉さんならどうしたか?実は2004年、尖閣諸島に上陸した中国人をさっさと「国外退去」www
http://www.asyura2.com/10/senkyo96/msg/147.html
>「尖閣上陸問題、早期に沈静化=外交優先を否定−駐中国大使 [時事通信
http://www.asyura2.com/0401/senkyo2/msg/917.html
>※ちなみに、この時の国交相石原伸晃自民党幹事長でした。
>「尖閣諸島上陸:海保の警備に問題ない 石原国交相毎日新聞
http://www.asyura2.com/0401/senkyo2/msg/894.html

まあ「腰抜け」合戦に興味はないので現実的な話をしよう。
・・・実のところ、尖閣諸島でモメごとが起きた場合、中国政府には「選択肢」というものがきわめて少ない。
中国政府には、「できればいつまでも尖閣諸島をめぐって日本と罵り合いをしていたい」という願望がある。願望と言うか、そうすべきであるという「合理性」wがある。もしも中国が本当に尖閣諸島に軍を派遣するなどして「実効支配」してしまったら、もちろん自衛隊や米軍との軍事的な衝突のコストということも考えざるを得なくなるが、なによりもそうなった場合、「もう日本政府に対して『尖閣諸島はわが国の領土である』と主張できなくなる」のである(@∀@)
そうなると中国国内の自称「愛国者」たちも、尖閣諸島はわが国の領土である」と主張することに熱中することができなくなり、「じゃあ俺たちは他に何を攻撃したらいいんだ(´д`)」ということになる。その矛先がどっちをむくかというのは、中国政府にとっては非常に懸念すべき問題だろう。できれば彼ら自称「愛国者」たちの目が尖閣諸島を向いておいてほしい、というのが正直なところか。
 だから中国政府としては、あいかわらず尖閣諸島に上陸することもせず(したくないからw)、周辺海域を監視船でウロウロすることしかできない。

▼緊迫の尖閣沖 海保巡視船、中国漁業監視船にピタリ
http://www.asahi.com/national/update/0928/TKY201009280497.html
沖縄県尖閣諸島の近海を航行する中国政府の漁業監視船を28日、朝日新聞社機「あすか」から確認した。すぐ脇を海上保安庁の巡視船が並走しながら警戒しており、曇天に覆われた洋上は緊迫した雰囲気に包まれている。・・・
>現場は魚釣島の南東約50キロ。午後2時半ごろ、船尾に赤い中国国旗を掲げた白い船体の漁業監視船が島を左に見る形で北東へ針路をとった。側面に「中国漁政203」とある。中国農業省の漁業監視船だ。甲板に人影はない。その約500メートル島寄りに、海保の大型巡視船が立ちはだかるように並走。さらに島寄りに巡視船がもう1隻、後方にも3隻が追走しており、領海に侵入しないよう、漁業監視船に無線で注意を続けているという。・・・

・・・こうした中国政府の「選択肢の少なさ」を、内田先生は次のように表現している。

▼外交について(内田樹の研究室、9.26)[日本は中国と比べて「負けたときに失うもの」が圧倒的に少ない]
http://www.asyura2.com/10/senkyo96/msg/192.html
http://blog.tatsuru.com/2010/09/26_1027.php
尖閣列島近海での巡視船と中国漁船の衝突事件をめぐって、日中の外交関係が緊張している。
>外交関係の要諦は「自国の国益を守る」という目標をできるかぎり遠く、広い射程でとらえることである。
>日本の場合の「国益」と中国の場合の「国益」理解は深度も射程もずいぶん違う。
>そのことを勘案せずに、「同じようなことを考えている」二国が綱の引き合いをしていると考えると、外交交渉は行き詰まる。
>日本と中国はこの問題についていくつか「違うこと」を考えている。
>それは、言い換えると中国の「国益」と日本の「国益」がゼロサム的な関係ではないレベルが存在するということである。
>そこに指をかけて、こじあけるしか外交上のデッドロックを解決する方途はない。
>日本と中国の国情の最大の違いは、中国の統治形態が日本に比べるときわめて不安定だということである。
>『街場の中国論』にも書いたことだが、中国の為政者は外交上の失敗によって、「トップの交代」にとどまらず、場合によると「政体の交代」の可能性を配慮しなければならない。・・・

・・・逆に言えば、「中国政府の動きについては予測可能な部分がけっこうある」、ということでもある。

(内田先生のブログのつづき)
>中国政府は「領土問題では一歩も譲歩しない」という政府の姿勢を国内的にアピールできれば、とりあえずは外交的得点になる。
>さらに強押しして、日中関係がほんとうに破綻に瀕した場合、日本市場において「中国製品ボイコット」が起き、日本の資本や生産拠点の中国大陸から引き上げられた場合の経済的ダメージは中国の方がはるかに大きい。そのことは中国政府も十分に理解しているだろう。
>だから、領土問題について、中国政府にはこれ以上「深追い」する気はないと私は見ている。
>「深追い」して、華やかだが困難な外交的目標を示した場合、それを履行できなければ、中央政府の威信を低下させることになる。
>自分で自分のフリーハンドを制約するような無意味なことは、合理的に考える為政者はしないだろう。
>「謝罪と賠償」はおおかたの中国ウオッチャーが見ているように国内向けの(とくに党内保守派に対する)アピールであると私も思う。

・・・ここでまた日本国内でも軍事オンチなトンデモ論が横行しはじめている。

▼【主張】中国船集結 尖閣の守り不備正すとき
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100929/plc1009290301000-n1.htm
>参考にすべきは、長島昭久前防衛政務官民主党の有志議員が、今回の衝突事件を受けてまとめた「建白書」だ。防衛計画大綱の見直しや日米同盟深化の協議を通じて、南西諸島方面の防衛や海自、海保と米海軍による海洋警備体制の強化を図ることなどを提言した。松原仁衆院議員らも、尖閣への自衛隊常駐の検討を政府に求める声明を発表した。

・・・いやいやちょっと待て(@∀@)尖閣諸島自衛隊常駐ってどんだけムダなのかとwww
魚釣島でさえ4平方km以下しかないというのにwww
こんな島、たとえどこの国の兵隊が占領しようともすぐさますり潰せるじゃんwww占領した側にしたって補給も維持できませんwww
まして「尖閣自衛隊」なんつったら中国政府は大喜びして「それ見たことか」と軍備拡張を正当化しにかかることだろうが、「尖閣自衛隊を」というセンセイ方は、それがお望みなんでしょうかね・・・(@∀@)トンデモ論の常として、あまりまともに受け止める人は多くないだろうが。
・・・「まともに受け止めてもらえない」といえば、産経新聞のコラムがひどい扱いをうけているwまあ、あの内容では当然だが・・・
コラムの内容に関してはリンク先を参照のことwwwもうコピペする気にもなりませんwww

▼【マジキチ】産経が中国ネタでやけくそコラム
http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-907.html
>13:レミントンM700(アラバマ州):2010/09/26(日) 07:27:25.38 id:es5a+Us40
>産経ちゃん息をして!!
>102:検察官(アラバマ州):2010/09/26(日) 07:54:52.96 id:RoLlxKoaP
>そんなに癇に障ったかw いいポエムだ
>475:思想家(埼玉県):2010/09/26(日) 19:43:06.02 id:lSd3P26W0
2chのコピペと大差ないな
>33:実業家(dion軍):2010/09/26(日) 07:30:13.97 id:bY0FPfM6P
>あまりの出来事に、ちょっと体調崩しちゃったかな?
>42:検察官(東京都):2010/09/26(日) 07:33:06.75 id:FfCjdCtcP
>産経発狂こども新聞化
>73:工芸家(東京都):2010/09/26(日) 07:43:01.53 id:FyPeG0ka0
>産経の記者精神病んでんじゃないのマジで
憂国もほどほどにしないと鬱病になるぞw
>76:マッサージ師(関西地方):2010/09/26(日) 07:43:25.90 id:lpZX9c7F0
>遺書かw

・・・中国は(中国だけじゃないけど)「実利」で動いている。産経新聞の記者のように「感情」だのみみっちい「プライド(自己愛?)」だので動いてはいない。「実利」で動いているからには予測可能な(≒コントロール可能な)側面が必ずあるものだ。交渉というのはそれをふまえて行わなければいけない。
・・・下記の筆者の見解には俺は全面的に賛成はしないが、現状分析については参考になるところもあると思う。

▼「尖閣問題」と激増する中国の石油消費量 ―今後のアメリカの対応について―
http://www.asyura2.com/10/senkyo96/msg/272.html

▼訪日中のグレグソン米国防次官補は28日、尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件で 「日本政府の立場を全面的に支持する」と言明、同諸島について「1972年の沖縄返還の際、沖縄県とともに日本に返還したのが事実だ」と強調した。
>同次官補は都内で行われた一部メディアとの懇談で「われわれは日本政府のとった立場と行動を全面的に支持している」と述べ、「中国の強引な海洋活動の拡大は地域の多くの諸国の懸念を高めている」と最近の中国の行動を批判した。
>その上で「日本政府は事件に適切に対処し、行動した。これ以上の行動は必要ない」と語り、尖閣諸島については「72年に沖縄県とともに日本に返還した」と繰り返し強調した。
>同次官補は米軍と自衛隊の基地共同使用問題などで日本政府と協議のために来日した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100928-00000619-san-pol

「憲法9条で、アタマ悪い『対テロ戦争』をかしこくサボろう
「愛国心とか夢見てんじゃねーよw
 国家は国民を守らない。君の生活とか老後は特に。」
「日の丸・君が代とか強制してると国が滅びますよ!(@∀@) (例)大日本帝国」