DDRは武装解除・動員解除・社会復帰（Disarmament, Demobilization, Reintegration）のこと。おもに国連が行う、紛争地域での平和構築の手法。
- 作者: 田中裕二,太田光,伊勢崎賢治
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/07/31
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 13回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
・・・↑さいきんこの本を読んだので（＠∀＠）参考までに紹介。
▼「キャリア＆転職研究室：魂の仕事人」伊勢崎賢治の巻
http://www.jinzai-bank.net/careerlab/info.cfm/tm/021/
＞●1983年４月〜1987年６月
＞大学院で学んだコミュニティ組織論、交渉術等を駆使し、スラム街に住みながらプロのソーシャルワーカーとして40万人の住民運動を指揮。ボンベイ市当局と壮絶な戦いを繰り広げる。大学院は前期で中退。あまりの苛烈さからボンベイ市公安局から国外退去命令を受け帰国。
・・・↑これはボンベイ市当局がスラムの住民を暴力的に追い出しにかかるのに抵抗したもの。宗派の違う対立する住民を「居住権維持」や「生活改善」といった問題で共闘させ、いっしょに市に要求を出させていく、という手法。
＞●1988年１月〜1997年２月
＞世界最大規模の国際NGO「PLAN INTERNATIONAL」に就職。シエラレオネ共和国の現地事務所所長として、農村総合開発を計画、実施。国のインフラを整える。ケニア、エチオピアでも同様の事業に従事
・・・
＞●2000年３月〜2001年５月
＞国連東チモール暫定統治機構の上級民政官としてコバリマ県の県政を指揮。ＤＤＲ（）、治安維持、開発インフラの復興を手がける
＞●2001年６月〜2002年３月
＞国連シエラレオネ派遣団、国連事務総長副特別代表上級顧問兼ＤＤＲ部長として、内戦後のシエラレオネでＤＤＲを総合的に指揮
＞●2002年４月
＞立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科の教授に就任
＞●2003年２月〜2004年３月
＞日本主導で行われたアフガニスタンＤＤＲを指揮。軍閥の解体、国軍の再構築を実現・・・
↑武装勢力が武装を手放し、戦争以外の生きる道を選べるようにしていくための支援。
・・・これはもっと知られるべき人物（＠∀＠）
