(▼コメント欄が見やすい「携帯版ページ」は→こちら。
・・・忙しい毎日の片手間に、ちょっと戦争に反対してみる。
最短30秒からの反戦と平和のアクション。萌える反戦運動!
だいたい1日に10分くらいで、鼻歌まじりに更新していきます。
▼ホームページ ▼旧HP跡地 ▼サイトマップ ▼CL.A.W.ギャラリー ▼アンテナ ▼ブックマーク
▼管理人:九郎政宗 (ID:claw) clawsince2003「@」yahoo.co.jp ←スパムよけに@を「@」にしています。送信時は元にもどしてください。▼プロフィール

▼従軍慰安婦  ▼嫌韓下流
【リンク→】 ▼Yahoo!News「イラク」 ▼Yahoo!News「パレスチナ」 ▼日本史▼『国が燃える』弾圧事件 ▼南京大虐殺&百人斬りFAQ ▼『イヌxワンGP』 ▼BBC ▼阿修羅 ▼2ちゃんねるイラク板 ▼「荒らし」最終解決 ▼2ちゃんねる検索


創造的なことを何一つ語れない城繁幸、本当にコンサルなのか(@∀@) つづき

・・・以下のエントリの続き。
http://d.hatena.ne.jp/claw/20100127#p1
城繁幸の次の文章について思うところを書く。

▼新規起業しない日本人 本当にヘタレなのか
http://www.j-cast.com/kaisha/2010/01/20058285.html

・・・第三に、「じゃあこれからどうするか」という答えとして「椰子の実を拾う人は低い労働生産性を長時間残業で、海に入る人はリスクを気合でカバー」って、どんだけ貧弱な想像力と現状認識だよ(@∀@)って話。現実社会では、自称「コンサル」の城繁幸よりもはるかに豊富で有意義な方法論が提出されている。

地盤沈下労働市場で始まった ワーキングプアの「静かなる逆襲」
http://diamond.jp/series/analysis/10144/
ワーキングプアというキーワードがメディアを賑わすようになって久しいが、労働環境は一向に改善される気配を見せず、むしろ景気の低迷と共にますます深刻化していく懸念が強い。そんななか、企業や行政に頼らずに、“あの手この手”を講じて立ちあがる労働者が増え始めたのを、ご存知だろうか?
・・・
>そのよい例が、「ダブルワーク」だ。昨年、日産や富士通などの大手企業が「副業解禁」に踏み切ったニュースは、記憶に新しい。残業代カットやワークシェアリングなどによる賃金の減少を、社員各自の裁量で補填させようというわけだ。
>実際、退勤後の夜の時間帯をコンビニや飲食店でのアルバイトに費やす社会人は少なくないが、注目したいのは前出のボーカルレッスン講師の事例である。彼女は職場との交渉により、レッスンの空き時間を生かして事務仕事もこなす“社内ダブルワーク”という働き方を認めさせたという
・・・
>また、労働者サイドが始めた待遇改善の取り組みとして、最近話題を集めている「キャバクラユニオン」も注目に値する。これは非正規労働者の待遇改善を訴える「フリーター全般労働組合」の分会として、キャバクラ勤務の女性約10名で結成された組織だ。・・・

城繁幸は「起業」ということをきわめて貧困なイメージでしかとらえていない。まさに「哲学の貧困」(@∀@)ってやつだが、しかし本当に「起業」というのは「リスクを回避しなくても大丈夫な強者にふさわしい事業」なのか? 
俺は一般に「起業」ということを否定しない。たとえば途上国において「起業」は貧困から脱出するための重要な手段である。いってしまえば、食べ物を屋台で売るのも「起業」の一形態である。そして先進国においては、企業に勤務しながらのミニ「起業」ということも現実に行われている。

週末起業 (ちくま新書)

週末起業 (ちくま新書)

週末起業チュートリアル (ちくま新書)

週末起業チュートリアル (ちくま新書)

週末起業サバイバル (ちくま新書)

週末起業サバイバル (ちくま新書)

リスクをひっかぶらなきゃ「起業」は不可能・・・というわけではない。「負ければすべて失う」というような深刻なリスクを回避するのは社会人としても経営者としても正しい選択だ。
・・・第四に、城繁幸は「全体のパイを増やすには、魚獲りも椰子の実拾いも自由に行き来できる仕組みが必要だ」などと書いているが、彼が夢見ている世界はそういうものではないだろうと。「正社員のクビを簡単に切れるようになる世界」、「労働者のすべてが不安定な雇用条件のもとで働かなくてはならない世界」こそが彼の夢だ。

▼マル激トーク・オン・ディマンド 第410回(2009年02月14日)
雇用問題の本丸は正社員の既得権益にあり
ゲスト:城繁幸氏(Joe’s Labo代表)
http://www.videonews.com/on-demand/0401410/000837.php

しかし、ここの↑コメント欄で痛烈に批判されているように、彼の言説は現実の社会を反映していない。ただでさえ過労と給与カットと雇用不安に苦しむ会社員が無数に存在する現在、「正社員は既得権益層だからもっと自由に減給・解雇できるようにするべき」などと言っても説得力は何もない。というか、日本国民の多数派が城繁幸の言説を支持する日はこないんじゃないかな(@∀@) まあ「正社員の権利や手当てを次々に剥奪しながら偽装請負を大量導入、そのくせ役員報酬はガッポリ」な経団連の前会長とかは彼を支持するだろうけど。

御手洗冨士夫
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E6%89%8B%E6%B4%97%E5%86%A8%E5%A3%AB%E5%A4%AB

・・・第五に、ここがもっとも大事なところなのだが、城繁幸は本当に「コンサルタント」なのだろうか?(@∀@) 俺の知っている複数のコンサルタントは、企業や地方自治体などに対し、経済的な成長や安定のために調査やビジョンの提示をするのが仕事だが、彼はそういう意味での「コンサルタント」なのだろうか? 
人にものを教える教師に対比して、「反面教師」という言い方がある。またキリスト教の世界には、キリストに対する「反キリスト」(イエス・キリストの教えに背く者)という言葉がある。それと同じように、城繁幸は「反コンサルタント」なのではないか、というのが俺の考えだ。むしろ彼は企業や社会の「貧困化」を促進しているようにさえ見える。城繁幸の言うとおりにしても世の中は何一つよくならない、むしろ「逆の目」に張ったほうが社会はよりマシなところになるのではないか・・・(←ここまで書いた。以下書きかけ)

「憲法9条で、アタマ悪い『対テロ戦争』をかしこくサボろう
「愛国心とか夢見てんじゃねーよw
 国家は国民を守らない。君の生活とか老後は特に。」
「日の丸・君が代とか強制してると国が滅びますよ!(@∀@) (例)大日本帝国」