抵抗の手法は常に工夫されるべき
▼労使対立激化で英国郵便が大混乱…遅れ3500万通
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091031-00000813-yom-int
>英政府が全株を保有する郵便会社ロイヤル・メール(RM)を巡る労使対立が先鋭化し、英国の郵便事情が大混乱に陥っている。
>労働組合側は、10月22〜23日に48時間の全国ストライキを行ったのに続き、29日から3日間の全国ストに入った。さらに、労組は30日、11月6日と9日に第3弾の全国ストを実施すると発表し、解決のメドは立っていない。
>管理職や臨時職員が郵便集配にあたっているものの、日本からの国際郵便を含め、すでに約3500万通の配達が遅れ、国民からは批判が強まってきた。
>RMは、設備の近代化や人員削減を通じて経費の10%削減などを目指している。RM従業員らが加盟する通信労働組合(CWU)はリストラ策に反対しており、30日発表した声明でも「ストは必須のものではなく、我々は合意を目指している」と、経営陣に譲歩を迫った。
>一方、経営側は「CWUの無責任な態度は、組合側の支離滅裂な考え方や、顧客軽視の姿勢を明確に示している」と批判した。・・・
・・・生前の星新一は「郵便の労働者はストをするより、切手はってなくても手紙が届くようにしちゃうとかの方法で抵抗すれば国民の支持を得られるのに」とコラムで書いていた。要は抵抗の手法はひとつではないし、世論を巻き込む方法で行うべき、ということだ。