週刊プレイボーイ09.07.20号で、面白い記事を組んでいた。
▼あの超大物議員 やっぱり落選寸前?
・中川昭一(北海道11区)、地元酪農家も集まる帯広市内の自動車道開通イベントで、紙コップに入った牛乳を渡されたが、公衆の面前でタバコを吸い出し、しかも牛乳の入った紙コップに吸殻を投入。酪農関係者がいっせいに青ざめる。(昨年11月19日)
中川一郎時代とはうってかわって公共事業も激減、票も激減。危機感を持って街頭演説を始めたりするが、「あの傲慢な昭一が」と奇異の目で見られる。農協青年部とのミニ集会では東大卒をふりかざして「そんなことも知らんのか」と説教開始、かえってマイナスに。
・山崎拓(福岡2区)、「飛び入りで居酒屋トーク」を行うが、その仕込みが土建業者に通達されていた。口下手な山崎のためのヤラセイベントだったという罠。山崎事務所はそれを取材されてシドロモドロに。
・佐藤ゆかり(東京5区)、取材拒否のイベント(30〜40代の女性のライフプランを考える、というもの)で年金問題について意見を求められるも、自分の意見をまったく述べずごまかす。参加者からは「彼女の議員としてのライフプランを考え直せ」との感想も。
・浜田靖一防衛相(千葉12区)、父のハマコーに遠くおよばない知名度に悩み、選挙違反のポスターをべたべた貼りまわす必死さ。4億円の負債をかかえて破産したハマコーも応援にかけまわり、「結婚式では新郎新婦の肩を抱いて『お母さん』を熱唱」「葬式では泣きまくりに土下座」などのパフォーマンスをくりひろげるも、地元の空気はシラケ気味。記者が事務所に選挙違反の件で問い合わせると「いまはがしてますから」と言い訳。選挙管理委員会に問い合わせると「それ、警察の仕事でしょ」という答えw
・二階俊博(和歌山3区)、選挙対策本部の設置を知らせるペーパーに、広川町の町役場の代表電話と内線番号を記載。役所の私物化もきわまれり。しかし新風会(後援会)会員は60人中21人しか集まらず。西松建設の献金問題はいまだくすぶりつづける。
・古賀誠(福岡7区)、支持者との集会ではマスコミの取材を一切ことわりながら、大牟田市内の飲食店で朝日・読売・西日本・NHKなど大手メディア地元担当記者6名との懇談会(酒とコンパニオンつき)をなごやかに開催。参加した記者たちに週刊PB記者が「会費は自腹か、相手もちか」と聞くと、「会費は払ったが領収書は見せられない」との返事w
・・・世の中のしくみがよくわかる話だ(@∀@)