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・・・忙しい毎日の片手間に、ちょっと戦争に反対してみる。
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『銀の夢』より

(p545-547)
>このところ、世界の動きは非常に激しかった。
クウェートに侵攻したイラク軍が、国連から勧告されていた撤退の期限、一月十五日を過ぎてもクウェートに居座りつづけたため、アメリカを中心とする多国籍軍は、即座に攻撃に出た(日本時問一月十七日)。クウェートからイラク軍を排除するという以上に、強い制裁が行われた。イラク国内の様々の施設に対して爆撃を開始したのであった一多国籍軍の発表では軍事施設のみということだったが、後に民問人が多数犠牲になったことが明らかになる)。ことの発端は、イラクサダム・フセインの暴挙にあったとしても、戦争というものが、いとも簡単に肯定されてしまう危うさを、私は感じずにはいられなかった。あまりの行動の速さに驚さを禁じ得ないのでもあった。
>それが競馬と何の関係があるのだ、という声も聞こえてくる。だが、競馬は、おそらく戦争と無縁ではないだろう。別に、かつて日本において軍馬養成の目的で競馬が奨励された、その時代のことをいいたいのではない。その他のあらゆるスポーツやギャンブルと同様の意味において、無縁ではないのである。この「湾岸戦争」の間、たとえばアメリ東海岸のアトランティクシティ(西のラスベガスに匹敵するカジノ都市)では、入場客減、収益減に泣いていたと聞く。自国の若者が多数、中東に派遣されており、娯楽は自粛しようという空気が生まれたことによるようだ。振り返って、日本には、そのような自粛のムiドはなかった。あえて、結構なことだったといいたい。そして、戦争に巻き込まれた多くの民間人と同様に、この時期、地球の「空気」を吸っていた者として、また、競馬にうつつを抜かす日本人の一人として、やはり少しばかり記しておきたいと思う。
>改めて歴史を緩くまでもなく、「正当な戦争」の名の下に罪なき人々の血が大量に流される恐ろしさを、われわれは充分に察することができる。だから、いかなる戦争をも認めない。ヒューマニズムの旗を振りかざす必要すらない。戦争よりも、「馬と人」たちの戦いを選びつづけるほうが間違いなく気持ちよい、と、正直に表明するだけで充分である。ボクシング、相撲、陸上競技ラグビー、サッカー、アメリカンフットボール、野球、モータースポーツ…何でもよいが、われわれは「楽しむべき戦い」をたくさん持っている。それらを楽しむことを選ぶだけで充分ではないだろうか。つまりは、戦争ではない「戦い」をこそ、とことん楽しみたいと思うのである。
>また私は、ただでさえ競馬会が競馬ファンから吸い上げるテラ銭の大きさ(控除率二五パーセント)に不満を抱く者であるが、ファンのささやかな投資の集積による国庫納付金が「中東支援」のために使われることになったと聞いて、開いた口が塞がらなかった。憤りを覚えたといってもいい。われわれが「馬と人」に投資した金が、ペガサスよろしく羽を生やして外国へとすっ飛んで行き、「戦争の正当性」を支持する。そんなことが何のためらいもなく行われる現実を、どうにも認めがたいのだった。
>滞りなく進むオグリキヤツプの「引退セレモニ一」とて、世界の動きと無縁ではあり得ない。この時期、そんな気持ちも胸の隅っこに抱えながら、私は「馬と人」を追いかけていた。・・・

「憲法9条で、アタマ悪い『対テロ戦争』をかしこくサボろう
「愛国心とか夢見てんじゃねーよw
 国家は国民を守らない。君の生活とか老後は特に。」
「日の丸・君が代とか強制してると国が滅びますよ!(@∀@) (例)大日本帝国」