▼派遣労働者らが東京で集会 「モノじゃない」と窮状訴え
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008120401000871.html
>日雇い派遣の禁止など労働者派遣法の抜本改正を求める集会が4日夜、
東京都千代田区の日比谷野外音楽堂で開かれた。
>世界的な金融危機の影響で増加する「派遣切り」。契約を解除され、仕事を失った派遣労働者らが窮状を訴えた。
>集会は作家の雨宮処凛さん、反貧困ネットワーク代表の宇都宮健児弁護士らが呼び掛け、
主催者発表で約2000人が参加。「派遣社員はモノじゃない」と書いた紙を手に若い派遣労働者ら
約10人が壇上から「どうかホームレスにさせないで」「2009年を迎えさせて」とアピールした。
>大分キヤノン(大分県国東市)で派遣や請負の形で働いてきた加藤州平さん(34)は仲間や支援者と参加。
>2年間、デジタルカメラ部品の組み立て作業をしていたが、12月10日付で契約解除を言い渡され憤りが収まらない。
>1100人超の請負社員らを削減する同社。「会社は期間工の募集を続けている。
派遣社員なら切っていいのか」と怒る。
>契約解除とともに寮も追い出され、住まいも失う。「実家に帰っても仕事がないから大分に来たのに。
実家への引っ越し代もない」と途方に暮れたように話した。
▼いすゞは違法解雇を撤回せよ 志位委員長が本社に要求
「契約期間満了までは 寮に住めるようにする」いすゞが回答
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-11-27/2008112701_01_0.html
>日本共産党の志位和夫委員長は二十六日、期間・派遣社員千四百人全員の解雇を打ち出した、いすゞ自動車本社(東京都品川区)を訪れ、労働法にも、企業の社会的責任にも反する解雇計画の撤回を要求しました。いすゞ自動車から原田理志執行役員が応対しました。
>志位氏は、(1)解雇通告を受けた期間・派遣労働者の多くは契約途中である(2)労働契約法でも、有期雇用の契約途中での解雇は、企業が倒産の危機にあるなど「やむを得ない事由」をのぞいて禁止されている(3)いすゞが「減益」といっても六百億円の経常利益を見込み、株主配当を十七億円も増やそうとしていることなどを指摘。「契約途中での全員解雇は違法解雇であり撤回すべきだ」とのべました。
>応対した原田執行役員は、「千四百人のほとんどが契約途中の解雇」である事実を認めながらも、「仕事が減っているので解雇せざるを得ない」「(いすゞの)『(臨時従業員)就業規則』では『会社の都合により雇用の必要がなくなったとき』には、契約期間中でも解雇できるとなっている」と説明しました。
>志位氏が、「就業規則は合理的な内容でなければならない」とする最高裁判例と労働契約法にてらして、会社の都合でいつでも解雇できるとするいすゞの就業規則は法令に反していることを指摘すると、いすゞ側は、法令上の根拠を説明できないまま、「仕事が減っているので仕方がない」と繰り返しました。
>志位氏は、党本部によせられた「急な解雇なので住む所もなく、死んでしまいそうです」「突然解雇で寮を追い出されたら、住む家もなく外で寝なくてはなりません」という切実な声をつきつけ、「歳末のこの寒空に放り出して、大量のホームレスをつくるつもりか」と厳しくただしました。
>それに対していすゞ側は、(1)「来年三月末、契約期間満了までは寮に住めるようにする」(2)解雇に同意できない場合は「申し出があれば話し合いをする」(3)再就職について「最後までフォローする」と答えました。・・・
▼「給料から200円天引きは不法行為」 グッドウィルに返還命令
>7月末に廃業した日雇い派遣大手、グッドウィル(GW)が、法的な根拠なく「データ装備費」名目で
1回働くごとに給料から200円を天引きしたのは不当として、福岡市の男性(33)が計約4万6000円の
返還を求めた訴訟の判決で、福岡地裁の藤田正人裁判官は4日、全額の支払いを命じた。 ・・・
>男性は「現在でもほかの人材派遣会社で同様の天引きがあり、この判決が労働者の力になればいい」
と話した。
>同様の訴訟は東京地裁などでも係争中という。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/081204/trl0812042209025-n1.htm
違法派遣会社vs不安定雇用労働者組合+IWGPの仲間たち。
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