■ 音楽をエンドレスで聞かせる「拷問」、米軍収容所で実践
http://wiredvision.jp/news/200809/2008092221.html>キューバにある米軍グアンタナモ基地の方針について、ブッシュ政権が抱える懸念事項のうち、
今回の話題は最大のものではないかもしれない。結局のところ米国政府は、収容者の扱いを
めぐる2件の訴訟において最高裁で敗訴した。それに、大統領候補のBarack Obama議員と
John McCain議員は、他のほとんどの問題では意見が異なるが、この件については両議員
ともに収容施設を閉鎖したいと考えているのだから。
>ふんだりけったりの状況で、また別の試練が浮上した。「テロとの戦い」でグアンタナモ基地に
収容された人たちの決意を弱らせるために、何度も何度も大音量で流してきた楽曲について、
米国政府は著作権使用料を支払う義務を負うかもしれないというのだ。
なんだって------?!(@∀@)
>グアンタナモ基地で特に頻繁に流されてきたのは、英国のシンガーソングライター、David Gray
氏の『Babylon』だ。po.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1218849581/265
もちろん、この楽曲を聴くこと自体が拷問なのではない。(BBCの記事によると、
大音量で曲を繰り返すことは、グアンタナモ基地だけではなくイラクや他の米軍基地でも「標準的
な尋問技術」だという。『Babylon』は 2000年の英国チャートで5位になった曲。なお、Babylonには
「古代バビロニアの首都」のほか、「捕囚の地、流刑地」という意味もある)
・・・
>念のために言っておくと、David Gray氏は、自身の曲がこのような目的に使用されることに反対
している。欧州では、アーティストには「著作者人格権」が認められていて、同意していない状況
で楽曲が利用されるのを阻止できる。(グアンタナモ基地はそもそも米国内とはされていないが)
欧州の収容施設だったら、Gray氏には自身の楽曲を流すことを認可/拒否する可能性がある
のかもしれない。
・・・
>自分の楽曲が繰り返し流された件について、Gray氏はBBCに次のように語っている。「拷問以外の
なにものでもない。どんな音楽だろうと関係ない。チャイコフスキーの最高傑作でも、子ども向け
テレビ番組『Barney & Friends』のテーマ曲でも同じだ。どんな曲だろうと、(何度も繰り返し大音量
で聴かされたら)完全に頭がおかしくなるだろう」