「素人の乱」に学べ
今週号の『SPA!』の特集『明るい「一生、年収200万円台ライフ」入門』で、高円寺のリサイクルショップ『素人の乱』店長の松本哉さんのインタビューが載っている。
一ヶ月の支出が12万円ですむという彼の生活は、
家を友人とシェアして家賃を浮かす
自炊で食費をおさえる
リサイクルショップなので物を買わなくてすむ
という方法で、実にリーズナブルかつ楽しいものであるという。貯金がゼロにもかかわらず!
しかも彼は「貧乏人大反乱集団」の主催者として、地方自治体による自転車の勝手な撤去や六本木ヒルズの鼻持ちならない金持ち、はては政府のPSE法実施強行などに決然とデモ(というか、どう見ても「お祭り」だったりする)を仕掛ける人物でもある。すばらしい!
そのうち警察に目の敵にされるようになると、壮大な「すっぽかしデモ」(大人数でデモをかけるぞ!と申請しておき、警察に何百人もの警官を動員させておいて、当日はすっぽかす。参加者は数人のみ)を成功させる。(@∀@)ちくしょう、楽しそうだなあっ!!
>長屋で暮らした江戸時代の町人のように暮らすことですよ
・・・宵越しの金は持たず、他人のロジックに支配されず、小さくてもしぶとい商売をかまえながら、地域の人情の中で楽しく生きていく。彼こそは正統な江戸っ子、伝統的な日本人の美徳を継ぐ人物である。教科書に載せて次代に伝えるべきであろう。