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▼ミャンマー情勢と国際社会/人権と資源、思惑交錯
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2007/0928_2.html
>連日、軍事政権による市民弾圧が続くミャンマー情勢について、国際社会の足並みがそろわない。民主化を支援し、軍政への圧力強化を訴える欧米諸国に対し、ミャンマーに強い影響力を持つとされる中国やインドは控えめな態度に終始。国連安全保障理事会は二十六日、情勢を「懸念する」声明を発表したが、中国の難色で強い非難の調子は薄められた。急激な経済成長でエネルギー確保に躍起となる中印両国にとり、ガス田の発見が相次ぐミャンマーは戦略的に重要な隣国。人権弾圧を懸念する軍政包囲網は、資源をめぐる思惑に、ほころびを見せている。
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>「ミャンマー軍政と閣僚レベルで対話のチャンネルを維持する数少ない国」(外交筋)とされる日本。映像ジャーナリスト長井健司(ながい・けんじ)さんがミャンマー治安部隊の発砲を受け死亡したことから、政府内ではミャンマーへの強硬措置を求める声も上がるが、外務省幹部は「対話重視の原則は変わらない」と明言した。
>「豊富な天然資源がある。(日本の輸入原油輸送に重要な)シーレーンもある」
>政府筋の説明には、ミャンマーへの影響力を強める中国への対抗意識がうかがえた。
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