▼沖縄復帰15日35年 「人間の鎖」 完全包囲できず 嘉手納基地 参加者少なく
>沖縄の基地負担のシンボル、米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)を「人間の鎖」で包囲する抗議行動が13日、現地であり、県内外から参加した約1万5000人(主催者発表)が手をつなぎ、周囲約18キロの同基地を取り囲んだ。
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>ただ実行委によると、参加者は予定より約3000人少なく、「人間の鎖」は一部でつながらなかった。山城博治事務局長は「節目の年の行動としては残念だ」と話した。
・・・やったことがあるから言わせてもらうが、「人間の鎖」というのはつまらないアクションだ。
第一に、つまらない。包囲が完了するまでボーっとしているのは非常に退屈だ。
第二に、基地を包囲したところで、された方は痛くもかゆくもない。
第三に、いつも成功するとは限らない。やるからにはイベントは確実に成功させねばならないのだが、そのへんの段取りが十分でないのなら、そもそもやるべきではない。普段は沖縄のことなんざハナクソほども気にかけちゃいけない本土のマスコミが、ハゲタカのごとくにネタにしようと飛びかかってくるだろう。今回のように。
「孫子」の兵法ではないが、動かせる人間が相手よりも多いときにしか包囲戦は無理なのだ。ならばどうするか・・・その答えも「孫子」の兵法にある。
アメリカ軍が一番されてカリカリくるアクションとは何か。それは「連続・同時・多発」である。1年に1度だけ基地を包囲するのではなく、365日にわたって毎日こまごまと何かが起こる。これがどれだけアメリカ軍を疲弊させているかはイラクを見ればわかる。別にテロをやるのではなく、「細かくて楽しいアクション」をやるのだ。いっそ観光の目玉になるようなやつを(@∀@)
「はだしのゲン」が「米軍車両に角砂糖攻撃」をやらかしていたように、小さなことからこつこつと(@∀@)できることはあるはずだ。