▼目からウロコの南京大虐殺論争
http://homepage3.nifty.com/hirorin/nankin00.htm
>こんなページを作るきっかけになったのは、2003年に発表した『神は沈黙せず』の中で、南京大虐殺論争を取り上げたことである。
>小説の中では、若い人気小説家・加古沢黎が、先輩作家・真田佑介を相手に南京大虐殺に関する論争を掲示板上で繰り広げ、真田の主張をことごとく論破する。
・・・
>僕自身は加古沢と違い、こういう議論に加わりたくはない。やたらに手間がかかる割に、決着がつかないことが明白だからだ。結論が出ないからではない。結論はすでに明白なのに、負けている側が負けを認めず、つまらない反論を次から次に持ち出してずるずると引き延ばすので終わらないのだ。
・・・
>彼らはまさに「自分が信じたいものしか信じない」のである。
>これは作中では書かなかった裏設定だが、そもそも加古沢が真田に論争を挑んだのは、先輩作家を叩きのめして名を上げてやろうという目論見があったからである。僕にはそんな意図は微塵もない。さんざんトンデモさんと議論してきて、彼らの頑固さを見てきた僕としては、終わらない議論に関わって、貴重な人生の残り時間を無駄に潰したくはない。
>だから「山本弘は小説の中の議論では勝てても、現実の議論では勝てないんだろう」と嘲笑されても困るんである。ああ、そりゃ確かに勝てませんとも。「勝つ」という言葉が「相手が負けを認める」という意味なら、トンデモさんとの議論に勝つことは絶対不可能である。
>だから僕はみなさんにこう忠告する。「トンデモさんと議論はするな」。相手が負けを認めない「無敵くん」と分かった時点で、さっさと撤退すべきである。
・・・
>こんなページを作るのは、半分は自分の名誉のため、半分はこれ以上間違った情報を世間に広めたくないからである。
>もっとも、南京事件とはどういうものだったか、その真相はどうだったかについては、すでに多くのサイトで解説されているので、僕がつけ加えることはほとんどない。膨大な資料をアップするのも大変だ。そこで視点を変え、初心者がこれから勉強するためのガイド、「南京大虐殺論争はこう読めば分かりやすい」という指針を示すことにした。・・・もくじ
定義バラバラ「南京大虐殺」
目撃したのに「なかった」と言う人たち
目撃証言は信用できるか?
なぜ虐殺は起きたのか?
「便衣兵狩り」の実態
市内は平穏だったのか?
目撃されたレイプは1件だけ?
犠牲者数論争の空しさ
「幕府山の虐殺」の変遷
ふたつの「百人斬り」
伝言ゲームの危険性
東中野教授のトンデモ理論
中国に謝罪すべきだろうか?
おすすめ南京本
- 作者: 山本弘
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2006/11/23
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・・・ちょいメモ。
▼台湾独立派vs産経新聞 「カイロ宣言」の位置づけは?
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20061204#p2
・・・ちょっと前のニュースだが。
▼「弾道ミサイル撃ち落せない」久間長官、官邸と溝 米標的迎撃「無理だ」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/28604/
>米国を標的とする弾道ミサイルを撃ち落とせるのか−。安倍晋三首相が、日本のミサイル防衛(MD)システムで米国を標的としたミサイルを迎撃することが集団的自衛権の行使に当たるか「研究する」と発言。塩崎恭久官房長官が同調したことをめぐり、久間章生防衛庁長官は21日、「撃ち落とすことはできない。(塩崎氏が)どういうようなことを想定して話しているのか、よく理解できない」と批判し、首相官邸と防衛庁の間で溝が生じた。
・・・
>これに対し、久間氏は21日の記者会見で「よそに向かって発射されているミサイルを日本のMDシステムで撃ち落とすことは実際問題としてできない。飛んで来るものを防ぐことはできるが、後ろから追いかけるのは物理的に無理だ」と発言。さらに、集団的自衛権に関する検討についても「それ以前の話だ」と切って捨てた。
・・・さすがは「竹槍でB29を落とせ」の伝統の国(違
しかしまず議論の前提が間違っている。
アメリカに対してミサイルを撃ち込む能力を持つ国などありえない。というのも、そのような国が存在するのであれば、ブッシュ政権が即座に爆撃を実施していなければおかしい。なにしろ彼は「大量破壊兵器がある」というあやふやなウワサだけで、イラクを爆撃してアリババ(=盗賊)が横行するアラビアンナイト時代に逆戻りさせた男である(しかも現在進行形)。その彼がいまだに爆撃を開始していないのであるから、米国に対するさしせまった危機は存在しない、ということになる。(@∀@)
▼潜水艦事故原因、艦長の誤判断による回避遅れ…海幕長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061205-00000312-yom-soci
>海上自衛隊の練習潜水艦「あさしお」が先月21日、宮崎県・都井岬沖でパナマ船籍のケミカルタンカー「スプリングオースター」と接触した事故について、吉川栄治・海上幕僚長は5日の定例会見で、「主たる事故原因は、艦長の誤判断に基づく回避動作の遅れだと思っている」と述べた。
>海自によると、ス号の方向へ遠ざかっていく別の船が存在したため、ス号に気づくのが遅れた。またス号が接近していることに気づいた後も、スクリュー音の方向が変化しているという報告を受け、ス号が危険な距離にはいないと誤認したとみられるという。
・・・この手の事件について、あまりマスコミが突っ込んで報道しない部分、あるいは政府にとって一番都合の悪い情報を知りたければ、とりあえず『赤旗』をチェック(@∀@)
▼海自潜水艦 接触事故
ひとつ間違えば大惨事に
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-11-22/2006112215_02_0.html
>軍事評論家の岡部いさく氏は「潜水艦がソナーでの航行音を聞き漏らした可能性が強い。海上の船舶にとって、潜水艦が潜望鏡をあげても海面上一―二メートルしか出ず波間に隠れて見えないこともあり、回避できないことを考えれば海自側の不注意はまぬがれない」と指摘します。
>ある海難事故専門家も「現場は宮崎沖を南北に航行する貨客船やタンカー、漁船が往来する常用航路帯だ。潜水艦は、一般船が航行していることを予測した訓練が要求される。今回の事故は海自側が安全確認義務を怠って、漫然と浮上したことによるもので、えひめ丸を沈没させた米原子力潜水艦グリーンビルと同じだ」と強調します。
>「あさしお」は海自自慢の最新鋭艦です。練習艦ながら六年前に船体を九メートル延長、長時間の潜水を可能にするスターリング式AIPシステムや最新型の装備・武器を搭載。「合理的で高いレベルの教育・訓練が可能」(自衛隊装備年鑑)としています。
・・・てなわけで、「練習する場所を間違えている」ということか。
ちなみにAIPはAir Independent Propulsion(大気非依存型推進。大気独立機関、無吸気機関とも)の略。
▼(参考)練習潜水艦 TSS3601 あさしお 型
http://www1.cts.ne.jp/~fleet7/Jmsdft/JMSDFtTSS3601.html
▼(参考)スターリングエンジンて何?
http://members.jcom.home.ne.jp/kobysh/stirling/stirlingIntro.html
▼(参考)防衛庁 政策評価書『次世代潜水艦用AIPシステムの研究』
管理局開発計画課 平成17年6月
http://www.jda.go.jp/j/info/hyouka/17/jizen/youshi/06.pdf
・・・ちなみに、防衛庁の「省」昇格などは論外だ。(@∀@)
イラク侵略戦争に加担した(今も空自が加担している)自衛隊は、アメリカ・中国・フィリピン・インドネシア・マレーシア・シンガポール・ベトナムその他各国を侵略して自滅した大日本帝国陸海軍と同様、解体されるべきであろう。侵略者に「自衛」を口にする資格はない(@∀@)
イラクの一件と同様、アメリカの都合で日本の有為の青年が世界中で死の危険にさらされるようになり、しかもそれが「本来任務」になるのだとしたら、そのような組織は「自衛隊」と呼ぶにふさわしいのだろうか?(@∀@)