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『大空のサムライ』書評

松岡正剛の千夜千冊
大空のサムライ坂井三郎
www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0568.html
> しかし、その坂井三郎が意外に広範な思想の持ち主でもあったことを、ごく最近知らされた。前田日明が主宰している雑誌『武道通信』で坂井三郎が登場したのである。
・・・
>テーマは戦争論前田日明がさまざまな角度から切り込んでいくなか、まず坂井は戦争と戦闘は異なるものであること、小林よしのりの『戦争論』は戦争を知らない者の戦争論だということ、戦争の選択は国の選択であって戦闘者の選択ではないことを言う。
>ついで、日本人は吸取り紙のように良いも悪いも吸収しすぎて、このザマになった。軍人というものに対する認識も浅くなり、まったくまちがってしまった。軍隊は徴兵検査によって選ばれた者で構成されているのであって、その軍隊と職業軍人は区別して見なければならない。そこをごっちゃにするから、天皇靖国神社に参拝しないし、政治家も参拝できなくなった。この問題は、敵が上陸したときに軍人は逃げてはならないのだが、民間人は逃げてもかまわないことをごっちゃにしていることに関係がある。千鳥ケ淵の平和の塔は軍人も民間人も同じだという主旨だろうが、これはおかしい。むしろ、われわれは敵の軍人の英霊も日本の軍人の英霊も、一緒に祈るべきなのである。そうでなければ戦争のもとに戦闘をやらされた者たちは浮かばれない。そういうことを言う。
西尾幹二らの「新しい教科書をつくる会」の議論の仕方にも文句をつける。日本に開戦の大義があったとしても、日本人の戦争論には大きなまちがいがあると断じる。
>どこがまちがいかというと、内戦論と外戦論をとりちがえた。日本には応仁の乱から関ヶ原まで内乱が続いている。これを背景にして武士道ができたのだが、これは主君のために家来が命を捨てられるかという思想になった。これは内戦思想としてはかまわない。けれども外戦論はそういうものではない。外戦では敗ける戦闘をしてはいけない。勝つために闘うものだ。それを敗けてもいいから徹底して討ち死にしていいわけがない。山本五十六は、このままでは補給力も生産力もないから戦闘をやめたいと言うべきだった。それが言えない大将なんて名将ではありえない。
>戦争というのは国と国との総力戦である。それを神風特攻で切り抜けようとしたのがどだい誤っている。零戦の性能が上部は何もわかっていなかった。零戦は非常に軽く造ってあるので空中戦では華麗に動けるが、突っ込むと舵面積が550キロから560キロになり、片手で米俵一俵を持ち上げるほど操縦桿が重くなる。フットバーも同じようになる。こうなるということは操縦不能ということで、敵艦に突っ込む前に必ず撃ち落とされる。こんなことをやったって何にもならない。
>こういうことをいろいろ考えてみると、日本はまだまだ田舎者である。縄文以来の文化があるといっても、国家の興亡に慣れてはいない。
>太平洋戦争の責任だって、軍部に責任があるのは当然だが、天皇にだってある。開戦の詔勅が出て、敗けたのだから、詔勅を出した当人に責任があるのは当たり前で、ただしその責任の取り方をどうすればいいかといえば、それが日本国憲法になったのだから、そこから考えればいい。われわれは敗北の姿勢を憲法で示したはずなのだ。そこまではすんだ。
>しかし他方、これからの国際競争でいまの憲法だけで国が守れるかどうかはわからない。そこは戦争責任を果たしたこととは別に、新たに国が守れる憲法の条文を加えになければいけない。それにはおそらく国軍をつくる必要があるだろう。そのためにはちゃんと議論して憲法の一部を変える必要もあるだろう。
>けれどもそれだけでいいわけではない。国を守るとは何かという意味がわからなければ、また軍国主義になるだけだ。それには初頭教育・中等教育を徹底して変える必要がある。そうではないだろうか‥‥。
>だいたいこういう主旨の発言だったのだが、『大空のサムライ』の言葉として、ぼくはずいぶん唸った。
・・・

「憲法9条で、アタマ悪い『対テロ戦争』をかしこくサボろう
「愛国心とか夢見てんじゃねーよw
 国家は国民を守らない。君の生活とか老後は特に。」
「日の丸・君が代とか強制してると国が滅びますよ!(@∀@) (例)大日本帝国」