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・・・忙しい毎日の片手間に、ちょっと戦争に反対してみる。
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claw2006-07-11

・・・小林よしのりが『A級戦犯』ネタで本を出すという。
(@∀@)当方に迎撃の用意有り!(@覚悟のススメ
http://ch.kitaguni.tv/u/8016/%a1%da%a5%c6%a5%f3%a5%d7%a5%ec%a1%db/0000286165.html

・・・ある意味、宮崎駿ジブリ創設スタッフの原点ともいえる作品。
カリオストロの城』も、この映画に影響を受けている。

高畑勲王と鳥(やぶにらみの暴君)』を語る
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/ghibli/cnt_interview_20060704.htm
>高畑 「王と鳥」が完成したのは1979年ですが、その当時は社会主義も崩壊していなかったし、基本的な対立は、東西対立であったり、ずっと「横」だったんです。しかし、この作品はそれまで「横」の関係でとらえられていた世界を、「縦」にとらえたという点で画期的だった。脚本を手掛けたフランスの国民的詩人ジャック・プレヴェールとグリモー監督は、一貫して「横」の対立ではなく、「縦」の構造と戦争に反対し続けてきました。どの時代でも戦争というものは、国対国の「横」の対立のように思われがちですが、その中に暮らす人たちを見れば、実際に戦地に送り込まれる人たちがいるし、民衆も必ず巻き込まれて抑圧されたり悲惨な目にあう。実際は、縦型の構造で成り立っているんです。「横」の対立が目立つときには、「縦」の構造というのは見えにくくなるのですが、作者たちはこの「縦」の支配構造こそなくなるべきだと訴えてきました。しかし、社会主義が崩壊して現代に至っても、「縦」の構造は一向になくなる気配はない。アメリカの一極支配が顕著になってきているし、グローバリズムにしろ格差社会にしろ、縦型の構造が、ますます強まっているように思うんです。
・・・
>高畑 不定形、曖昧なものがなく、すべてを明瞭に描いたうえで、思想を語る。一つ一つの場面やキャラクターが、隠喩(メタファー)に富んでいるということです。語るに値することを映像で語ることができると知った僕は、大きな衝撃を受けた。この作品によってアニメーションへの可能性を感じ、その後の道が切り開かれたと言ってもいい。観ていなかったら今の仕事はしていなかったでしょうね。自分の作品への影響を聞かれると、影響を受けていると言えるほどのものを作れているのか、という思いもあるんですが。才能も違うし(笑)。ただ、今思えば、「太陽の王子ホルスの大冒険」を作ったときもそうだし、自分が作ってきたものに通して言えると思うんですが、社会との関わりあいの中で作品を作ろうと思ったのは、「やぶにらみの暴君」との出会いが大きいと思います。
・・・
>――こういう「考えさせる映画」が減っています。
>高畑 映画会社を責めるのは簡単ですが、やはり、今を生きる人々の環境全体と関係があると思います。たとえば、「癒す」という言葉が注目されてしばらく経ちますが、癒すというのは、病気から回復するということですよね。つまり、自分たちは病気なんです。そうすると、必然的に癒す映画が求められる。あるいは、「ムカつく」という言葉がずいぶん浸透していますが、これは、快、不快で物事をとらえようとする典型だと思うんです。そこには相手の立場はなく、常に自分が中心になっている。
「癒す」も「ムカつく」も根っこは一緒で、要するに、心ばかりがもてはやされる時代だということ。下は日常のささいなことから、上は愛国心まで(笑)。感情が大事だということは日本の伝統ではあるけれど、感情至上主義の映画が流行るということは、実際は単に引きずり回されているだけでもある。しかし、もっと物事の一部始終を把握しよう、考えようという人がこの映画を見ることによって増えてくれれば嬉しい。映画って、そもそもそういう面白さがあったはずなんです。




・・・要するに、この現実に直面したくないがために、
自民党の政治家や愛国ネチズンは絶叫するのではないか(@∀@)

The Times July 06, 2006
No damage, no laws broken: so just what has made everyone so jittery?
「被害も違法性もないのに、なぜ世界はナーバスになったのか」
リチャード・ロイド・パリー
Analysis by Richard Lloyd Parry
岡本三夫訳
Translation by Mitsuo Okamoto
@aml


米国のスパイ衛星がミサイル発射台のテポドン2号を最初に発見してから7週間が過
ぎ、その間、多くの新聞論評と外交交渉がこれにどう対処すべきかについて時間を割
いてきた。
ミサイル自体の発見は5月半ばだった。その直後に、発射台近くの燃料トラックが目
撃され、補助ロケットと補給燃料タンクがミサイルに装着された。それでも、昨日の
ミサイル発射が生んだショックと怒りとパニックから判断すると、突然だった印象が
ぬぐえないようだ。
東京では外交官と軍幹部が小泉純一郎内閣総理大臣首相官邸に設けられた非常事態
タスクフォースの右往左往ぶりがテレビに映し出された。新聞の見出しは「国際社会
への衝撃」とか「恐怖―それは現実だった」という調子だった。外交官は世界へ飛ん
で、事件への対応を模索した。しかし、この危機感を生んだのは、実際はなんだった
のか。
昨日の間に6基の中距離ミサイルが北朝鮮から発射され、数百マイル離れた海上に落
下したが、被害はなかった。従来、北朝鮮が繰り返しやってきた実験だ。明らかに長
距離ロケットの新しいテポドン2号大陸弾道弾も発射されたようだが、失敗したか、
同じく遠い洋上で単独に破壊されたらしい。
これらの発射は物理的損害を与えることもなく、国際法にも違反しなかった。国際法
主権国家がミサイル実験をすることを認めている。ではなぜ、世界中の軍隊がルー
ティンでやっている軍事演習ごときにあのような激怒が起きたのだろうか。北朝鮮
その指導者の金正日があのような行動をとった動機は何だったのか。そして、世界は
どのような対策を―もしあるとしたら―講じることができるのだろうか。
月並みの答は、金正日は極めて危険な指導者であり、彼の予測不可能性は狂気に近
く、合理的な理由はないというものだ。安全で、豊かで、快適な日本の視点からする
ならば、まさにそう感じられるのだ。昨日の読売新聞は評論家の意見を書いている。
「多くの日本人は7月4日(米独立記念日)のスペースシャトル打ち上げに期待しな
がら就寝したが、朝になってテレビをつけたら、空を飛んでいたのは北朝鮮のミサイ
ルだった。北朝鮮の指導者の馬鹿さ加減には言葉もない。頭がおかしくなったのでは
ないか」。
小泉首相は似たような見解を表明した。「その意図が何であれ、北朝鮮にとってこれ
らのミサイルを発射するメリットは何もない」、と。
しかし、平壌から見ると世界はまったく違って見えるのだ。金正日は残酷な独裁者か
らも知れないが、狂人ではない。昨日のミサイル発射は北朝鮮とその指導者の不適合
性だけでなく、主要国の不適合性を暴露している。
北朝鮮北日本の空を超えて長距離ミサイルを発射してからほぼ8年になる。それ以
来、北朝鮮を囲む環境は劇的に変化した。あの国は破局的な飢饉を経験し、西側との
かつてない純粋な和解の一歩手前まで漕ぎ着けた。2000年に、金正日は韓国の金
大中前大統領とも、クリントン米大統領国務長官マドレーヌ・オルブライトとも、
初めて握手を交わした。しかし、いわゆる「太陽政策」という寛大なかかわりかたは
ブッシュ大統領の当選によって突然の終焉を迎えた。
ブッシュ大統領は有名な2002年の施政方針演説で北朝鮮を「悪の枢軸」の一味と
呼んだ。1年後、金正日は「枢軸」の一員であるサダム・フセインが侵攻され、退位
させられるのを目撃した。一方で、米国は北朝鮮が不法なウラン濃縮プログラムを実
行し、核兵器製造能力を開発していると非難して、北朝鮮の現存する原子炉を買い取
る約束を迫った。これに対する北朝鮮の反応は核不拡散条約からの離脱とプルトニウ
ム生産の開始であり、すでに10数の核弾頭を製造したかも知れない。
 北朝鮮は直接米国としか協議しないと宣言している。これに対して、米国はそれは
北朝鮮のわがままを認めることであり、あらゆる協議は多国間でなければならないと
突っぱねている。中国、韓国、ロシア、日本を含むいわゆる六ヵ国協議が何回か開催
されたが、北朝鮮は譲歩していない。そして次第に明らかになってきたことは、米国
がどれほど強く直接協議という考えに反対しても、米国には厄介者の金氏に決定的な
影響を及ぼすことはほとんどできないということだ。
軍事力行使は論外である―すくなくとも現時点では―というのは、北朝鮮のミサイル
攻撃が韓国に与え得る甚大な被害があるからだ。北朝鮮の唯一の同盟国である中国は
これまで北朝鮮に強力な圧力をかける選択をしていない。しかし、今年はじめ、米国
北朝鮮マネーロンダリングと紙幣捏造をしていることを理由にマカオ銀行が北朝
鮮と取引することをやめさせ、北朝鮮に圧力をかけることに成功した。
 理性的な見かたからするならば、ミサイル実験は米国の金融的な圧力に対するリベ
ンジの域を出ていないのかも知れない(7月4日の米独立記念日とほとんど同時のス
ペースシャトル発射というタイミングに合わせたミサイル実験は米国へのダブルパン
チのようにさえ思われる)。
 実験が北朝鮮の強力で自尊心の強い軍部―その支持なしに金氏の存続はあり得ない
―を喜ばせることは疑いようもない。そして、さらには、実験は混乱と警戒を撒き散
らすことによって金氏に利益を与え、彼の敵たちをたじろがさせている。
 実験はまた、世界にはほとんどなす術のないことも裏書している。昨日のショック
ウェーブが広がると、日本は「制裁」の音頭とりを始めた。制裁の内容は北朝鮮の官
僚の訪日禁止と貨客船の6ヶ月入港禁止である。しかし、この貨客船は帰国する修学
旅行生を乗せて停泊していることが判明し、結局、入港許可になった。
 これからの数日間、小泉政権は東京から平壌への銀行送金を停止させる措置をとる
かも知れないが、送金は間接的なルートで可能になるだけの話である。米国は北朝鮮
との商取引禁止措置に踏み切るかも知れないが、この措置には限界がある。何年も前
に経済が破綻した国に経済的制裁を加えるのは容易なことではないからだ。
 出入港禁止などのような付帯的措置に対しては中国が確実に反対するだろう。国連
安保理大使たちがこれからの数日間この問題を討議するだろうが、中国の態度がカギ
となるだろう。しかし、北朝鮮のサイズの小ささ、極端な隔離、経済危機の深刻さを
考えるならば、選択肢がほとんどないことは驚くほどである。
おそらく、このことは昨日のミサイル実験が惹き起こしたパニックを説明してくれる
かも知れない―それは、実験自体が脅威だということよりも、誰にもほとんど何をす
る手立てもないということだ。

安保理常任理事国 『拒否権』の使われ方は(@東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20060711/mng_____tokuho__000.shtml

>「拒否権を持つ国におもねらない」。
弾道ミサイル発射に踏み切った北朝鮮への制裁決議案を国連安全保障理事会に提
出した麻生太郎外相は、こう強調した。十日に予定された採決は延期されたが、
日本政府は強気だ。だが、立ちはだかったのが中国とロシア。拒否権をちらつか
せ、再考を迫る。「拒否権」は常任理事国にとって“伝家の宝刀”。その使われ
方は−。
>「日本が譲ることはない。断固、制裁を含む決議案でやる」。麻生外相は北朝鮮
への制裁決議案を国連安保理に提出した八日、講演で強気な発言に終始した。
・・・
>だが河辺氏は制裁決議を提出した日本の対応に疑問を呈する。「経済制裁は軍事
力行使の一歩手前で、『憲章第七章』では同じ文脈で扱われている。そのことが国
内でほとんど議論されていない」と疑問視、さらに「ミサイル発射は確かに問題だ
が、この程度で経済制裁が決議されたことはない。南アが周辺諸国を侵略し、万単
位の人が殺された時でも、米は経済制裁に拒否権を行使し、日本も一貫して反対し
」。

>その上でこう批判する。「拒否権行使は、国際社会で孤立するという見方もある
が、それは日本国内で、そう見られているだけ。今、世界の中で少数派は米英日。
少数派の金持ちが、多数派の貧乏人を黙らせている状態。こういう決議案が、賛否
分かれずに通ってしまうことの方が問題だ

「憲法9条で、アタマ悪い『対テロ戦争』をかしこくサボろう
「愛国心とか夢見てんじゃねーよw
 国家は国民を守らない。君の生活とか老後は特に。」
「日の丸・君が代とか強制してると国が滅びますよ!(@∀@) (例)大日本帝国」