▼もう一度生まれたら、花に
http://3rd.geocities.yahoo.co.jp/gl/ippeiippai/
>この漫画は、韓国の漫画家overkwonさんが、日本軍性奴隷問題をテーマに作成した漫画です。
・・・このマンガを、次のような理由から支持してみようと思う。
・・・たとえば『はだしのゲン』というマンガは、筆者の体験を下敷きにしているとはいえ、それはもちろん事実と全く同じではない。(作中に登場するアインシュタインは原爆製造に参加しているが、そういう事実はない。)しかしながらこのマンガは、読者が原爆被害というものを理解する「手がかりとしてのイメージ」を提供してくれる。
・・・それと同じように、『もう一度生まれたら、花に』もまた、「従軍慰安婦制度」という制度的暴力について理解する際の「手がかりとしてのイメージ」を提供しているのではないか。その意味で、このマンガにも意義があるだろう。
・・・もちろん、このマンガが事実を全く正確にトレースしているというわけではないだろう。マンガとしての誇張や省略もある。それでも、韓国の若い世代が「従軍慰安婦制度」という歴史上の事象についてどのように再構成しているか、その一例として興味深い。
・・・実際の「従軍慰安婦制度」は、さらに多様な形態を持ち、またさらに過酷だ。たとえば中国戦線で祖父が所属していた第16師団では、「戦利品」として「部隊の囲いもの」となっていた中国人女性たちがいた。このことは当時の兵士であった複数の人々が証言しているし、その内容は祖父自身の経験にも合致している。そこに「業者」などを介在させる必要など、なかったようだ。こういった事情は、日本ではマンガになったりすることがない・・・。
・・・特筆しておくべきは、『もう一度生まれたら、花に』に登場するキャラクター、その愛すべき造形である。『マンガ嫌韓流』とはえらい違い(@∀@)であり、国境を越えて愛されるキャラクターではないかと感じる。彼女のたどる運命がいかに過酷であったとしても。
▼(参考)overkwonさんの泣ける犬マンガ
http://www.todayhumor.co.kr/board/member_view.php?table=humorbest&no=125450&page=1&keyfield=&keyword=&mn=26324&tn=21&nk=overkwon
・・・なお、上記サイト
http://3rd.geocities.yahoo.co.jp/gl/ippeiippai/
は嫌韓厨&愛国ネチズンによるコメント欄の荒らし攻撃によって、感想などの書き込みができなくなっている。そこで本サイトでは、本サイトのコメント欄を開放し(いつものことだがw)、上記サイトの機能を肩代わりしてみようと思う。コメント欄の落書きごときを「炎上」などと表現し、さも重大に考えるようなセンチな神経は、当方まるっきり持ち合わせていないもので(@∀@)
・・・それにしても上記サイトのコメント欄は、大日本帝国の「従軍慰安婦制度」の問題を、いかに「なかったこと」あるいは「たいしたことではないこと」ということにしておくか・・・という、いいわけ大博覧会の様相を呈している。たいていがネットの受け売りの受け売りだ・・・。
なぜ彼らは、「自分たちの祖父の世代が、戦場でどのように性欲を解消していたのか」というわが国の重要な歴史を、自らの親族から聞き伝えようとしないのだろう。ナマの人間に興味がないのだろうか?たとえ「謝罪」とか「賠償」とかをヌキにして考えても、状況に追い詰められた人間の行動や精神について、知っておきたくはないのだろうか?
・・・そういう怠惰さは、一方で日本人の従軍慰安婦に対する無視、あるいは無関心にもつながっているのではないか。
▼慰安所の前身は「休憩所」 戦前の判決文に記載
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060504-00000090-kyodo-soci
>戦前、中国・上海で従軍慰安婦を置いていた旧日本軍の海軍指定慰安所の前身が、「海軍指定休憩所」という名称の施設だったことが4日、戸塚悦朗龍谷大教授(国際人権法)の調査で分かった。
>日本人女性をだまし、長崎から上海の慰安所に移送したとして、日本人経営者らを有罪とした1936年の2審(長崎控訴院)判決文に、事実関係が記載されていた。
▼"従軍慰安婦" 日本人女性を騙した判決文、現存が判明…長崎
http://news13.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1087278080
>戦前、中国・上海の旧日本軍海軍慰安所で「従軍慰安婦」として働かせるため、日本人女性をだまし、長崎から移送した慰安所の日本人経営者らを当時の刑法の国外移送誘拐罪に当たるとして、有罪とした1936年の長崎地裁判決文と控訴審判決文が現存することが15日、分かった。
>長崎地検に保管されており、戸塚悦朗龍谷大教授(国際人権法)が、住所など一部を削除した原本のコピーを閲覧した。有罪が確定した同事件の大審院(現在の最高裁)判決は確認されていたが、事実関係や証拠を詳細に記した下級審判決は見つかっていなかった。
・・・
▼野村総合研究所 山田澤明+齋藤義明+神尾文彦+井上泰一
『2010年の日本 雇用社会から起業社会へ』書評
@紙屋研究所
>動物園のサルにたとえられる若者
http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/30nengo/30nengo8.html
>なるほど! これなら「1億総起業家」という話も夢ではない。ただし「悪夢」だがな!