▼靖国神社 慰安所経営者も合祀
http://dj19.blog86.fc2.com/blog-entry-44.html
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20070329/mng_____sya_____000.shtml
国会図書館資料初公表(3/29 中日新聞)
>本占領下のインドネシアで慰安所を経営し、BC級戦犯として有罪判決を受けた後、獄死した男性について、厚生省(当時)と靖国神社が1967年に合祀(ごうし)を決めていたことが28日、明らかになった。国会図書館が同日公表した「新編 靖国神社問題資料集」に盛り込まれた靖国神社の内部資料に明記されていた。政府は、いわゆる従軍慰安婦について「おわびと反省の気持ち」を表明しているが、一方で慰安所経営者の合祀を進めていたことになる。 ・・・
▼[文献紹介]『政府調査「従軍慰安婦」関係資料集成』PDF版
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20070315/p1
>このエントリのコメント欄で話題になっている『政府調査「従軍慰安婦」関係資料集成』は「女性のためのアジア平和国民基金」HPでPDF版をダウンロードできます。・・・
▼慰安婦・慰安所に関してオンラインで閲覧できる一次史料
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20070304/p1
▼アジア歴史資料センター(アジ歴)は、近現代の日本とアジア近隣諸国などとの関係について、当時の内閣、外務省、陸軍、海軍の公文書等の原本画像を世界でも類を見ない規模でデータベース化し、このサイトで公開することで歴史事実を共有しようとするデジタルアーカイブです。
http://www.jacar.go.jp/
- 作者: 城山三郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/03/01
- メディア: 単行本
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (26件) を見る
・・・こないだ亡くなった城山さんの本。
外交官から首相になった広田弘毅を主人公にした小説で、
外交重視のスタンスを持つ広田が、東条英機のような
現実が見えてない武力バカによって振りまわされたあげく
開戦を食い止めることもできず、
ついには戦犯として死刑になるに至るまでの悲劇。
(南京事件での虐殺に関しても少し触れるところがある。)
・・・全体としては悲劇なのであるが、広田を含め、この時代の学生たちのスケールのデカさは非常に面白い。まー現代とは「学生」というものの意味づけが全く違うのだが、学生時代に「日英同盟を海外諸国がどうみているか、海外メディアの論調をまとめた本」を出版してしまったり、依頼されて軍事探偵もどきのロシア潜入旅行を敢行したり。
抑制の効いた城山さんの筆にかかると、こういうエピソードをつい自然に読んでしまうのだが、よく考えるととてつもない話だ。
・・・個人的には、「貧乏な友人を大学にやるために、奔走して金持ちのスポンサーを見つけ出してくる話」が好きだ。