▼「つくる会」分裂・解体か 俵義文(子どもと教科書全国ネット21)
http://mindan.org/shinbun/news_bk_view.php?page=1&subpage=1926&corner=2
>内紛の一番の原因は採択結果であるが、これは「つくる会」内部の指導権をめぐる権力争いでもある。「つくる会」は、98年2月に初代事務局長の草野光隆を解任(追放)し、98年7月には藤岡と濤川栄太両副会長が指導権を争って泥仕合を演じて、2人とも副会長を解任されている(濤川は理事も辞任)。次いで 99年9月には2代目事務局長の大月隆寛を「思想的に会にいないほうがいい人間」(西尾)といって、「後ろからいきなり斬りつけられた」(大月)ように解任した。
>02年には、西部邁理事と小林よしのり理事待遇が西尾・藤岡・八木などと、親米か反米かで対立して、小林・西部が退会した。
>このように「つくる会」は、たえず内部抗争をつづけてきた政治組織であり、子どもの教科書をつくるにはふさわしくない組織である。藤岡は歴史教科書の代表著者、八木は公民教科書の代表著者である。このような無責任な組織と人物がつくった教科書を採択した杉並区、大田原市、東京都、滋賀県、愛媛県の教育委員会の責任は重大であり、今からでも採択を撤回すべきである。
>種子島は「原始福音・キリストの幕屋」という国粋主義・天皇主義のカルト集団の関係者であり、「つくる会」会員の4分の1は「幕屋」のメンバー、宮崎が退職後の事務局員もほとんど「幕屋」のメンバーだという内部情報もある。産経新聞社は住田社長や渡辺教科書担当キャップが八木支持を表明したという情報もあり、産経新聞(3月1日)は、この内紛を「西尾院政」「空洞化の恐れ」などと批判的に扱っている。扶桑社は、この際に教科書発行をやめて撤退することをすすめたい。
・・・『嫌韓流』寄稿者が次々と「つくる会」追放という
香ばしい展開(@∀@)
▼広島のポプラ2世、東京に植樹
@中国新聞
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200603260041.html
>被爆間もないころ広島市中区基町の本川河岸に植えられ、台風で倒れたポプラの二世が二十五日、東京都中野区の平和の森公園に植樹された。倒木の再生を機に始まった里親探しに、ヒロシマの人間模様を描く漫画家こうの史代さん(37)=広島市西区出身=が協力して実現。同公園に育つ被爆アオギリの二世とともに広島の願いを伝える。