「対テロ戦争」が生んだ、無意味な恐怖の夜
「人質がッ
助かるまでッ・・・
クリックをやめないッ!!!」
▼新潟被災地より、きょう一日、『食べたものを淡々と記録するよ』。(写真つき)
http://culture.2log.net/itadaki/
■イラク日本人人質事件 関連ニュースと緊急アクションの提案
http://d.hatena.ne.jp/claw/20041028#p1
人質の命を最優先に。
■地震・台風被害 関連ニュースと緊急アクションの提案
http://d.hatena.ne.jp/claw/20041028#p2
今も車の中で、疲労と寒さに死んでいく人々がいる。
▼「アルカイダとの関係不明」=イラク人質事件で警察庁長官
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041028-00000776-jij-soci
▼香田さんの母と兄が東京へ 外国メディアに救出訴え
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041028-00000122-kyodo-soci
▼邦人旅行者、ほかにも可能性=3月時点で5人程度滞在−バグダッド、NGO証言(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041028-00000655-jij-soci
>外国人への襲撃事件が増え、危険度が高まっていた今年春の時点で、イラク国内に学生など邦人旅行者が複数滞在していたことが、非政府組織(NGO)「ピースオン」代表の相澤恭行さんの話で28日、分かった。バックパッカーと呼ばれる一般旅行者がイラクに入国しても把握は難しく、イラク国内には現在も、今回拘束された香田証生さん(24)以外に邦人旅行者がいる可能性もあるとみられている。
>相澤さんはイラク戦争開戦時から現地での活動を続け、日本のNGO関係者が次々撤退する中、バグダッドなどで病気の子供に薬を届けるなどの支援活動を唯一、この夏まで行っていた。
>相澤さんによると、昨年11月に奥克彦・在英国大使館参事官(当時)らが襲撃に遭い、年明けから危険度が増していたにもかかわらず、2、3月の時点で、一般の外国人旅行者10人前後がバグダッドなどに滞在。うち4、5人が学生など若い日本人だったという。
▼イラク人質・香田さん 無事を願い友人署名へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041028-00000071-nnp-kyu
▼イラクの爆薬紛失めぐり舌戦=ケリー氏は責任追及−米大統領選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041028-00000747-jij-int
・・・なんなんだそれは。
▼シバレイのblog 新イラク取材日記
首相官邸前デモ/たとえ「おバカな若者」だとしても/救援活動情報
http://reishiva.exblog.jp/
>香田さんのことは、報道されている範囲でしか知らないが、現在の情報から見るに、私も正直言うと軽率だと思う。・・・
>ただし、である。今はそうしたことを議論している時ではない。・・・
>それに、今年2−3月くらいまで、バグダッドはサドルシティーなどの一部の地域を除いて、日本人にとっては、それこそバックパッカーの若者ですらウロウロできたくらい、安全だったのである。イラクの人々は皆、日本人が大好きで、街を歩いていると、皆、笑顔で手を振り「ウチでお茶でも飲まないか」と誘ってきた。
>それが何故、日本人が憎悪の対象となり、誘拐されるような状況になってしまったのか。原因は、小泉首相のどこまでもブッシュ大統領に追従する属国政策以外他ならない。・・・
>そう、危機にさらされているのはイラクに行ったバックパッカーの若者だけではない。アルカイダに「敵」と認識された以上、世界中で日本人が狙われる可能性があるのだ。・・・誰こそが、最も軽率で無計画なのか。その「自己責任」を問われるべきなのか。
>そもそも、イラク特措法で定められた自衛隊の派遣期限は今年12月14日までである。だが、政府は自衛隊の派遣期限を延長するつもりだ・・・
>ぶっちゃけて言えば、香田さん救出のために自衛隊を撤退させる必要はない。要は、「派遣期限を延長しない」と言明し、期限が切れたら自衛隊を日本に戻せばいいのである。恐らく、香田さんも解放されるし、イラクの各武装勢力も日本人を敵とみなすことは(当面は)なくなるだろう。
>問われているのは、小泉首相の真意だ。本当にイラク復興支援を真剣に考えているのか。それとも、日本国民の安全保障を犠牲にしてまで、ブッシュ大統領のご機嫌を取りたいだけなのか。・・・
小泉首相は、選挙戦間近なブッシュに対して忠誠心を示す重要なチャンスを十分に生かした。
その意味で彼は、「自由民主党の政治家」として十二分なパフォーマンスを発揮した。
ただそれが「日本の首相として」十二分であったかどうかは、また別の問題だろう。
なんにせよ彼は最初に「自衛隊は撤退しない。テロを許すこと、テロに屈することはできない」と(マスコミを通じてブッシュに)断言した。
彼は「自国民である人質の命を最優先する」とは、ついぞ言わなかった。
「ここで要求に屈すると、テロリストになめられて、世界中で日本人がターゲットにされる」と主張する人々がいる。
▼日本の撤退拒否を支持=韓国外相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041028-00000687-jij-int(時事通信)
>韓国の潘基文外交通商相は28日午前、日本人記者団と会見し、イラクの邦人人質事件について、「テロに屈服せず、人道支援を行っていく小泉純一郎首相の立場は正当だ。テロとの闘いで弱い姿勢を見せれば第2、第3のテロを助長する」と述べ、犯人側の自衛隊撤退要求を拒否する日本政府の対応を支持した。
おかしなことを言うものだ。
そうすると、「テロに屈しない」「テロリストとは交渉しない」ようにしていれば、
同種の事件はもう起こらない、ということなんだろうか。
実際に小泉政権は、公式には一度もテロリストと交渉してこなかった。
だが、日本人に対する攻撃・誘拐はなくなるどころか、こうして現に続いている。
これはいったいどういうことなんだろうか。
誰か説明してはくれないだろうか。
かつて爆笑問題の大田光は、「テロに屈する勇気を」と言った。
誰かが暴力での解決を断念しない限り、テロと戦争の応酬はいつまでも続く。
だから毅然として、暴力以外の解決方法を選択しろと。
彼の言葉には、「テロに屈するな」という固定観念を、根本からゆるがす力がある。
問題は、「テロに屈するな」という
そのスタンスにあるのではないか。
いや、正確には、
「テロリストとは交渉しない」という(アメリカに対する)態度そのものに、問題があるのではないか。
もっと根源的には、
ブッシュ政権のアメリカががつくりあげた「対テロ戦争」という枠組みそのものが、
もう根本的に間違っているのではないのか。
つまり、そもそも「対テロ戦争」というのが、現実に対応していないのだ。
911を受けての対応であれば、
「対アル・カイーダ封じ込め国際協力体制」といったものこそが必要だった。
なぜ「戦争」でなければならないのか?
なぜ、その戦争の相手は、具体的・限定的な固有名詞「アル・カイーダ」ではなく
抽象的・非限定的な一般名詞「テロ」=恐怖でなければいけないのか?
・・・そして、そんな戦争は、いったいいつ終わるのか。
そもそも果たして終わりがあるのか。どれだけ費用が必要なのだろうか、
誰か教えてはくれないだろうか。
いや、もっと切実な問題がある。
この戦争に巻き込まれて傷つけられる人々、そしてその家族にとっては、
「対テロ戦争」そのものが、恐怖=terrorの根源ではないのか。
だったら、もはやアメリカが先導する、エンドレスな「対テロ戦争」は一刻も早く終わらせるべきだ。
それにかわって、たとえば「対アル・カイーダ封じ込め国際協力体制」のような、
もっと目的と範囲を限定した制度を促進していくべきなのだ。
「対テロ戦争」というterrorに屈するな。
それが生み出す、無数の恐怖、無意味な恐怖を終わらせよう。
それは恐怖をなくすどころか、むしろ拡大していて、
おまけに税金と人命を果てしなく喰うのだから。
四日目。16000アクセス突破。
▼『イヌxワン グランプリ』
http://motomiya2.hp.infoseek.co.jp/inu-wang%20OFFICIAL%20WEB%20SITE.htm
時間無制限デスマッチ・いぬぶし秀一x王毅!
テーマは『 南 京 大 虐 殺 』!!!
※c/w 捏造文書「ヒミツの大計画!」にまつわる、「ちょっとイイ話」。
・「南京大虐殺がなかったという強力な証拠」・・・いまだ提出されず。
・いぬぶし日記・・・どうやら「言論弾圧」と見られるのが怖いらしく、集英社に出かけて「確認作業」。
しかし、「ちゃんねる桜」内の発言は、いまさら消しようがない。
その辺の事情は、『いぬぶし先生の当面の心配ごと』にて。
http://motomiya2.hp.infoseek.co.jp/inu-wang%20OFFICIAL%20WEB%20SITE.htm#041028
・・おまけ。陛下のお言葉が出ました(@∀@)
▼強制でないことが望ましい 陛下、園遊会で異例の発言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041028-00000211-kyodo-soci
>東京・元赤坂の赤坂御苑で28日に開催された秋の園遊会で、天皇陛下が招待者との会話の中で、学校現場での日の丸掲揚と君が代斉唱について「強制になるということでないことが望ましいですね」と発言された。
>棋士で東京都教育委員会委員の米長邦雄さん(61)が「日本中の学校に国旗を揚げ、国歌を斉唱させることが私の仕事でございます」と述べたことに対し、陛下が答えた。
>国旗国歌問題に関して陛下が発言するのは異例という。
>園遊会後に会見した宮内庁の羽毛田信吾次長は「行政施策の当否を述べたものではない」と政治的発言であることを否定した上で「国旗や国歌は自発的に掲げ、歌うのが望ましいありようという一般的な常識を述べたもの」と話した。
>1999年に施行された国旗国歌法は、日の丸を国旗、君が代を国歌と定めたが、義務規定や罰則規定はない。
・・・米長邦雄はじめ、東京都教委は反省するようにw
・・・そもそも象徴天皇制というのは、非常に微妙な手法によって民主主義(=法の下の平等)に「例外」を作り出す制度やイデオロギーなのであって、
米長棋聖のように、教育現場における「国旗・国歌強制」などという露骨な手法を用いられるのは、象徴天皇制の維持にとっても「百害あって一理なし」なんだろうな。