(▼コメント欄が見やすい「携帯版ページ」は→こちら。
・・・忙しい毎日の片手間に、ちょっと戦争に反対してみる。
最短30秒からの反戦と平和のアクション。萌える反戦運動!
だいたい1日に10分くらいで、鼻歌まじりに更新していきます。
▼ホームページ ▼旧HP跡地 ▼サイトマップ ▼CL.A.W.ギャラリー ▼アンテナ ▼ブックマーク
▼管理人:九郎政宗 (ID:claw) clawsince2003「@」yahoo.co.jp ←スパムよけに@を「@」にしています。送信時は元にもどしてください。▼プロフィール

▼従軍慰安婦  ▼嫌韓下流
【リンク→】 ▼Yahoo!News「イラク」 ▼Yahoo!News「パレスチナ」 ▼日本史▼『国が燃える』弾圧事件 ▼南京大虐殺&百人斬りFAQ ▼『イヌxワンGP』 ▼BBC ▼阿修羅 ▼2ちゃんねるイラク板 ▼「荒らし」最終解決 ▼2ちゃんねる検索


くたばれ鴎外!!『阿部一族』と「自己責任」

・・・ブッシュ政権の「対テロ戦争」で、かえってテロ増えた可能性が。
▼テロの実態、過小に記述=米国務省が報告書訂正へ(時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040611-00000443-jij-int

・・・「ヨーロッパ解放」「史上最大の作戦」伝説の影に。


▼ノルマンディー上陸作戦:
民間人死者2万人、負の過去に検証の光−−6日で60周年(毎日新聞

>◇6割は空爆犠牲者−−地元大学集計
>◇「イラクと同じ」−−米軍の横暴、市民証言
>◇元独兵「すべて破壊、これが解放か」

・第二次大戦のノルマンディー上陸作戦開始日(Dデー)60周年のフランスで、歴史を市民の視点からとらえ直す動き。
・米国主導の連合国軍による空爆の民間人犠牲が検証の対象に。駐留米兵による暴行・略奪被害も。
・ノルマンディーの主要都市カーン、4万トンの爆弾投下により70%破壊。民間人2500人が死亡。
ノルマンディー全域の民間人死者は米兵戦死者と同等の2万人。60%は空爆犠牲者。
・兵たん部門の米兵が軍の燃料・食料を横流し、酒を入手。殺人・暴行・略奪も横行。当時「ドイツの時代の方が良かった」と語る住民も。
いたという。
・法律専門家ステファン・ラマシュ(42)
>「暴行・略奪は『ドイツからの解放』のイメージを汚すものだった」「解放軍でも駐留が長引くと住民感情は悪化する。イラクで起きていることと同じだ」




・・・10日、結成された「九条の会」のアピール。記者会見では憲法9条の改悪に反対する広範なネットワークの「結び目」的な役割をはたしたいと表明。今後も講演会などを予定とのこと。

▼「九条の会」アピール

日本国憲法は、いま、大きな試練にさらされています。
ヒロシマナガサキの原爆にいたる残虐な兵器によって、五千万を越える人命を奪った第二次世界大戦。この戦争から、世界の市民は、国際紛争の解決のためであっても、武力を使うことを選択肢にすべきではないという教訓を導きだしました。
侵略戦争をしつづけることで、この戦争に多大な責任を負った日本は、戦争放棄と戦力を持たないことを規定した九条を含む憲法を制定し、こうした世界の市民の意思を実現しようと決心しました。
しかるに憲法制定から半世紀以上を経たいま、九条を中心に日本国憲法を「改正」しようとする動きが、かつてない規模と強さで台頭しています。その意図は、日本を、アメリカに従って「戦争をする国」に変えるところにあります。そのために、集団的自衛権の容認、自衛隊の海外派兵と武力の行使など、憲法上の拘束を実際上破ってきています。また、非核三原則や武器輸出の禁止などの重要施策を無きものにしようとしています。そして、子どもたちを「戦争をする国」を担う者にするために、教育基本法をも変えようとしています。これは、日本国憲法が実現しようとしてきた、武力によらない紛争解決をめざす国の在り方を根本的に転換し、軍事優先の国家へ向かう道を歩むものです。私たちは、この転換を許すことはできません。
アメリカのイラク攻撃と占領の泥沼状態は、紛争の武力による解決が、いかに非現実的であるかを、日々明らかにしています。なにより武力の行使は、その国と地域の民衆の生活と幸福を奪うことでしかありません。一九九〇年代以降の地域紛争への大国による軍事介入も、紛争の有効な解決にはつながりませんでした。だからこそ、東南アジアやヨーロッパ等では、紛争を、外交と話し合いによって解決するための、地域的枠組みを作る努力が強められています。
二〇世紀の教訓をふまえ、二一世紀の進路が問われているいま、あらためて憲法九条を外交の基本にすえることの大切さがはっきりしてきています。相手国が歓迎しない自衛隊の派兵を「国際貢献」などと言うのは、思い上がりでしかありません。
憲法九条に基づき、アジアをはじめとする諸国民との友好と協力関係を発展させ、アメリカとの軍事同盟だけを優先する外交を転換し、世界の歴史の流れに、自主性を発揮して現実的にかかわっていくことが求められています。憲法九条をもつこの国だからこそ、相手国の立場を尊重した、平和的外交と、経済、文化、科学技術などの面からの協力ができるのです。
 私たちは、平和を求める世界の市民と手をつなぐために、あらためて憲法九条を激動する世界に輝かせたいと考えます。そのためには、この国の主権者である国民一人ひとりが、九条を持つ日本国憲法を、自分のものとして選び直し、日々行使していくことが必要です。それは、国の未来の在り方に対する、主権者の責任です。日本と世界の平和な未来のために、日本国憲法を守るという一点で手をつなぎ、「改憲」のくわだてを阻むため、一人ひとりができる、あらゆる努力を、いますぐ始めることを訴えます。
二〇〇四年六月一〇日
井上 ひさし
梅原  猛
大江 健三郎
奥平 康弘
小田  実
加藤 周一
澤地 久枝
鶴見 俊輔
三木 睦子




・・・木村愛二さんの裁判が話題になっている。


▼『日刊ゲンダイ』2004年6月12日(11日発行)

>「ネットには“小泉レイプ裁判”の字が躍っている」
国会でも問題になった
首相の「過去」を取り上げた損害賠償訴訟の中身
官邸は「私人の問題」で逃げているが…

>まさに前代未聞ではないか。きのう(10日)の参院有事法制特別委で、質問に立った民主党斎藤勁(つよし)氏が「インターネットでは、“小泉レイプ裁判”という文字が躍っている」と切り出した。
小泉首相が過去にレイプ事件を犯したとする疑惑を取り上げた損害賠償裁判について言及したのだ。
斎藤氏は「一国のリーダーが損害賠償請求されたら、ただちに国民に事情を説明するのが官邸のありようではないか」と迫ったが、山崎正昭官房副長官は「訴訟については、総理が個人で対応している。
私人同士の訴訟について官邸はコメントする立場にない」と答弁。
「名誉棄損で訴えるつもりはないのか」とたたみかけられたが、「何度お聞きになっても私人同士の問題」で逃げてしまった。
問題の裁判は今年3月、都内の男性が東京地裁に起こしたもの。訴状は、マスコミ報道を論拠に首相の“レイプ疑惑”を指摘。
「首相の地位にありながら(中略)日本国民である原告に、計りがたい屈辱と苦悩を与えた」(訴状)とし、精神的損害への慰謝料に100万円を請求している。
裁判は5月に初口頭弁論が開かれ、来週15日には第2回弁論が行われる予定だ。
批判理由が妥当かどうかは別にしても、一国の首相のレイプ疑惑を理由とした損害賠償請求は異例中の異例だ。
質問した斎藤氏が言う。
「裁判で事実に反する疑惑を指摘されたら、速やかに対応すべきですよ。
それなのに国会で指摘するまで、提訴の事実すら明かさないのは、国民に疑念を与えるだけです。
首相は靖国参拝問題では『公人も私人もない』と言い切ってきた。
今回の訴訟で、公私を使い分ければ、“都合が悪いから”と国民の疑念を深めかねない。
探られてマズいハラがないのなら、首相は自ら進んで“火の粉”を払うべきです」
折から、小泉首相はサミット出張中。民主党は週明けに行われる有事関連7法案の総括審議で首相本人に直接問いただすとしている。
会期末の国会の火種となるか。




・・・最近、ゆえあって森鴎外の作品を読んでいる。

青空文庫森鴎外作品
http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person129.html


・・・森鴎外の作品を読むとムカついていけない。『舞姫』なんてのは、臆病者の日本人留学生が、留学先のドイツで貧しい女を出世のために裏切り破滅させたあげく逃げていく、まるでどこかの首相のような冷血野郎の物語で、読むたびに「コロス、こいつブッコロス」とばかりに血がのぼる、まさに外道文学だ。だがこれは「文学作品として無価値」ということではない。むしろ文学としての生命力があるということだ。100年たっても人をムカつかせる文学が他にあろうか。
 さて『阿部一族』であるが、時は江戸時代、主君・細川忠利の病死に伴い、18人もの殉死者が出たところから物語が始まる。殉死(じゅんし)とは主君の死にあたって家来が切腹して後を追う、そういうくだらない風習であるが、この当時ではむしろ名誉とされ、遺族も異常に厚遇されることになっている。年金が通常の3倍以上もらえるとか(嘘)。しかし、殉死できるのは生前に主君に許可を与えられていた者だけで、勝手に死んでしまうとむしろそれはまさに「犬死に」とされてしまうのである。
 ここで問題となるのは「殉死の許可をもらえなかった家臣」=阿部弥一右衛門通信(あべ・やいちえもん・みちのぶ)である。死ねば犬死に、死ななければ「もう18人も立派に死んだのに、あいつまだ死なないのか。」と言われる。誰が言うかといえば「世間」である。まさに匿名アノニマスの「世間様」がそういうことをおっしゃるわけである。それは「恥」なのである。そこでついに阿部は息子達を集めて「俺は殉死する」と言い渡し、実際に自殺するわけである。だがこれは更なる悲劇の幕開けに過ぎなかったのである。さあ、あふれかえる死体の山!山!山!飛び散る血!血!血!かっさばく腹!腹!腹!首!首!首!・・・もう『バトル・ロワイアル』なんてメじゃないのだ。
 なんでこんなことになってしまったのかといえば、結局、『世間様』という奴のせいなのだ。どいつもこいつも、あの妖怪みたいな『世間の評判』とやらに脳みそをやられて、判断を放棄して死んでいくのだ。恐るべきは『世間』である。それはどこか空中に浮かんでいるのではない。人々の脳みその中に貼り付いている。ちょっと考えれば「ひょっとして封建制度ってバカみたいじゃん?殿様のために死ぬ必要なんかないや」とわかることなのに、そういう発想を阻害して、人を次々と自殺させたり自滅させたりするわけだ。現代でも「政府に迷惑をかけてはいけない」「イラクで誘拐されるのは自己責任だから費用を払え」とか口走る奴がいるのは、この妖怪のせいなのだ。そういう意味では鴎外作品は今も生きている。ああ、くそ、ムカつくぜ!このムカツキを楽しむために鴎外を読むようなものだな!
 

・・・そういえば陸軍軍医総監であった森鴎外は、脚気(かっけ)に関する誤った自説を曲げなかったために、日露戦争では数万人の兵隊が病死する羽目になったというが、これなんぞも医療過誤事件や薬害エイズ事件に通じる先駆性と言っていいだろう、なんてな。

「憲法9条で、アタマ悪い『対テロ戦争』をかしこくサボろう
「愛国心とか夢見てんじゃねーよw
 国家は国民を守らない。君の生活とか老後は特に。」
「日の丸・君が代とか強制してると国が滅びますよ!(@∀@) (例)大日本帝国」