・・・なんか面白いことを言ってる奴がいるぞ。
▼「タカ派と呼んでほしい」 自民・安倍氏が米国で講演
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20040430/K0030201910026.html
>「サダム・フセインが大量破壊兵器を持っていたと疑うのは極めて合理的。小泉首相のイラク戦争支持は国益上、当然だ」
>「日本では安全保障について建設的な議論をする人はタカ派と言われる。国益のためにまじめに議論する人をそう呼ぶなら、私はタカ派と呼んでもらいたい」
・・・いまだに大量破壊兵器の存在を信じている時点で、バカ派と呼ばれそうです。
・・・かつて『コンピュータ新人類の研究』という本で、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167441020/ref=sr_aps_b_1/250-9202258-3662628
インターネットが今のように発達する前に先駆的な分析を行っていた精神科医・野田正彰先生のインタビューが「東京新聞」で。相変わらず面白い。
▼『憲法は、今』を聞く 野田正彰さん
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20040501/mng_____kakushin000.shtml
>一九八〇年代の後半から、中国の経済成長に漠然とした不安を感じる日本人が増えている。その背景にあるのは、日本の優位性が壊れるのではないかという不安だ。
>日本はアジアの国々に侵略した事実を認めず、直視する努力をしなかった。先の戦争では二百万人の日本人が死に、アジアでは二千万人が死んだ。被害を受けた人々が今も生きていることなど想像もできない。
>日本人の深層心理を精神分析すると、「プロジェクション」(投影)という概念で説明できる。近隣国に攻撃されるかもしれないと不安になっているのは、自分の内にある攻撃性を相手国の中に見いだしているのにすぎない。侵略の過去を見つめる努力をしないとプロジェクションは克服できない。
>戦後の日本の社会は一度も理想に向かって努力したことがない。被害者意識があるから戦争はしなかった。だけど、憲法の前文に書かれているようなことは何もやってこなかった。
>――イラクで起きた人質事件では、ひぼう中傷がひどかった。
>勝手な奴(やつ)は許せないということだろう。匿名で中傷する人たちには、社会に対する怨念(おんねん)のようなものを感じる。名前を名乗らずに、いじめやすそうな人を見つけ攻撃する。日本の社会はずっとそうだった。それと戦おうとしてこなかったことが問題だ。