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・・・忙しい毎日の片手間に、ちょっと戦争に反対してみる。
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サマワ英軍、5月撤退完了か 英紙「日米豪と秘密合意」―Sankei Web
http://www.sankei.co.jp/news/060205/kok044.htm
・・・
>英政府はこれまで、英軍が管轄するムサンナ州など南部4州のうち、治安が安定した州から順次撤退を始めると表明しており、治安悪化が著しいバスラ州での駐留は当面続く見通し。
>先月末にはイラクでの英兵死者が100人に達しており、国内では駐留長期化による犠牲者の拡大を懸念する声も出ている。(共同)


アメリカがイラク戦争に費やしている費用は、1分間に10万ドル(約11,700,000円)(Seattle Times)
http://www.asyura2.com/0601/war78/msg/171.html

・・・その金で何が買えたか(@∀@)


菊池秀行『ニャンコ、戦争へ』

ニャンコ、戦争へ

ニャンコ、戦争へ

・・・『魔界都市・新宿』シリーズの菊池秀行が、ひっそりと、こういう絵本を出していた。
最近になって読んでみて印象的だったので紹介しておく。
これは戦争に「猫」が徴兵されるようになった世界の話。
各家庭に届けられる召集令状は、人間ではなく、その家の飼い猫に軍隊への出頭を命じるものである。
飼い主にそれを拒否する権利はない。もし逃がしたりすれば飼い主は重罪に問われるので、迷惑をかけたくない猫は自発的に戦場へ赴く。
運がよければ帰ってくることもある。ただし手足や目や体の一部を失って
誰もそれに文句は言わない。言おうともしない。反抗は重罪に問われる。
主人公の少年が飼っている猫にも、ついに召集令状が・・・


ひところ、イラクに派兵される自衛官のために、無事を祈って黄色いハンカチを掲げるという運動があった。
60年ほど前までは、海外への植民地獲得戦争で死んだ兵士は、国家によって「英霊」とされ、靖国神社に合祀されることになっていた。
この童話は、そういう兵士を戦場に送り出す者たちの、身勝手な残酷さと偽善に対して、ファンタジーの形を借りて激烈な批判を浴びせるものだ。


「ボランティアがイラクに入国して誘拐されるのは自己責任だ」という考え方がかつてあり、それは今もあるわけだが、そもそも「自己責任」とはなんなのか。それはあらゆる個人が自らの行為に対して負うべき責任であって、だから俺は上記のような考え方を見るたびに、「なんでお前らは他人の自己責任をウンヌンしてるんだ?(@∀@)」という疑問を感じてしまう。「お前らこそ自分の自己責任をまっとうすべきではないのか」と。
ありもしない大量破壊兵器とテロ組織を口実に、イラク市民は侵略され虐殺され生活を破壊されたわけだが、それを支持したお前らの責任は?
その侵略者によるイラク占領に反対もせず、金も軍隊も提供することを是認してきたお前らの責任は?
少なくとも、イラクで誘拐された人々は、彼らの責任を果たすべく危険を冒してイラクへ向かったのであって、お前らのようにイラク戦争における自己責任を自覚さえしていない人間より、格段に強い責任感を持っていたのではないか?
・・・しかし、このように「他人の自己責任」について追求するほどむなしいことはない。それはしょせん個々人の課題であって、俺もまた自分の「責任」を果たすべく行動するしかないのだから。


▼戦争責任者の問題 (伊丹万作
http://homepage.mac.com/ehara_gen/jealous_gay/itami_mansaku.html

・・・ところでこの伊丹万作の見解については、「草の根の戦争責任」を問うという一面で俺は同意するのであるが、それとは別の一面に関してはまったく同意できない。
それは彼が「戦争責任を負うべき者の追放」について、判断を放棄していることだ。そのことによって彼は自らの戦争責任を引き受けることも放棄してしまったのではないかという気がする。なるほどそれは自らの戦争責任を意識した彼の潔癖さからくることかもしれないのだが、自らの責任を自覚すればこそ、「では、どうすることが今後の世代に戦争をおっつけないために必要なのか」ということを考える必要があったのではないか。結果的に「他人にも自分にも甘い」ことになってしまった気がするのだ。
もちろん「自由映画人連盟に勝手に名前を使われた」という彼の立腹なり困惑には道理がある。ならばその点のみを主張すればよいことであって、戦争責任に言及することはいっそ余計ではなかったか、とさえ思う。まー60年前の話にメクジラたててもしょうがないのだけれど。(@∀@)



・・・菊池秀行は上記の絵本で久々に「骨」を見せてくれたが、今にして思えば、そういうスタンスは小説の中にも時々顔を見せていた気がする。タイトルは思い出せないのだが、『魔界都市・新宿』シリーズの中で、外部からの権力的な支配に抵抗する「新宿」住民たちのエピソードがあったはず。このシリーズでは新宿区一体がSFホラーな怪現象で外界から隔離されており、異世界の怪物が昼間からゾロゾロと練り歩くワンダーランドと化している。そこに生きる人々も一筋縄ではいかない者たちばかりで、木刀一本で怪物をなぎ倒す高校生や、悪魔の名前を持つオカルト医者、神秘的なせんべい屋などが世界の命運を賭けて大活躍するのだ。(@∀@)

「憲法9条で、アタマ悪い『対テロ戦争』をかしこくサボろう
「愛国心とか夢見てんじゃねーよw
 国家は国民を守らない。君の生活とか老後は特に。」
「日の丸・君が代とか強制してると国が滅びますよ!(@∀@) (例)大日本帝国」