北の脅威というファンタジー(韓国の新聞に掲載された論考)
http://news.livedoor.com/article/detail/5512459/
>日本の新しい“防衛計画大綱”と“中期防衛力整備計画”は、今後5年間に約23兆5000億円の軍事費を投じるとしている。・・・
>そこには日本の官僚と政治家たちの誤った冷戦意識が敷かれていて、その中心には「北朝鮮の脅威というひどい嘘(big lie)」が存在する、と、カレル・ヴァン・ウォルフレン アムステルダム大学名誉教授(比較政治経済)が最近『ジャパン フォーカス』に書いた文で指摘した。 ウォルフレンは核とミサイル開発に執着する北がちょっと問題ではあるが、それを致命的な脅威と誇張する日本の保守右派の主張はとんでもないものだと言う。 ・・・
>北の脅威という“嘘”のファンタジーを作り出すのは米国の軍産複合体であって、それこそが米軍の東アジア駐留の名分であり、日本の右派はそのような論理を病的に追従する奴隷的・植民地的思考の水準に留まっている、とウォルフレンは批判する。 だが、日本の右派がそのような病的な関係を自ら進んで維持することによって得られる特典を楽しんでいるという可能性についてまで、ウォルフレンが考えてみたかどうかは分からない。・・・