大阪のモンスター府知事がくそ発言(@∀@)
・・・モンスターペアレンツとかと↑同じニュアンスでw
▼「くそ教育委員会が」 橋下知事、FM公開生放送で発言
>大阪府の橋下徹知事は7日、同府箕面市で地元FM局の公開生放送に出演。全国学力テストの結果公表に消極的な市町村教育委員会などを指して「くそ教育委員会が、みんな『発表しない』と言うんです」と発言した。
・・・
>さらに学力テストの結果公表に関連し「2009年度から(テスト結果の)
開示・非開示によって、予算をつけるかどうか決めさせてもらう」と、
市町村への予算配分にも反映させる考えを強調した。・・・
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080907/lcl0809071737003-n1.htm
・・・あんたを含めて大人の思い通りにならないのが「子供」というものだ。大人としてはとりあえず子供に「飯を食える能力」を与えることができればまずは上出来なわけで、年に一回のくそテストの結果がどうだろうと、そんなことは教育という長いプロセスのごく一部、ぶっちゃけ瑣末なできごとでしかない。そんなものの結果に顔まっかにして、思い通りにならない他人をくそ呼ばわりするくそ府知事のみっともなさ、子供にアホかと笑われそうだw(@∀@)
・・・このくそ府知事の本当に最低なところは、まだいくらでもある。子供のテストの結果が悪い時、「犯人探し」「敵探し」であげつらう相手に、ほぼ間違いなく「目下」の者(と彼が認識する相手)を選ぶところだ。これは子供の「いじめ」の構図と同一でもあるなw
大阪府の全国テストの成績が悪いのは、ひょっとしたら「日の丸・君が代」の強制にばかり熱心で仕事をしない教育委員会のせいかもしれない(@∀@) だが彼ら「だけ」のせいなのか? 不況下で共働きが多くて、子供の学習習慣を作ってやれない親が多いのかもしれない。その地域の経済状況が悪化していて、「努力して勉強すれば未来が開ける」というビジョンを子供たちが描けないのかもしれない。というか、根本的に文部省のカリキュラムや文教政策がダメダメで、教職員の数は少なく雑用は多すぎ、子供の学力をこまめに伸ばせないしくみになっているのかもしれない。
・・・そういう多面的なものの見方をすっとばして、「とりあえず教育委員会を叩く」(@∀@)。それでいて「強いもの」「本質的な原因」には決して踏み込まない・・・そんなくそ府知事のくそ発言、さぞかし頭の悪いみなさんにはくそ大人気でしょうな。
・・・また、「全国テストの成績が悪い地域の教育予算を減らす」という発想もまったくダメダメで、「テストの成績が悪い地域だからこそ、予算と人員を投入しなければならない」のではないだろうか(@∀@)
・・・さらに、「全国テストで競争主義教育」というのは、イギリスでとっくの昔に破綻し、崩壊しているのだが。
競争しても学力行き止まり イギリス教育の失敗とフィンランドの成功 (朝日選書 831)
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ひょっとしたら橋下くそ府知事の目的は、大阪の教育を破壊することにあるのではないかとさえ思えてくる。
・・・盗撮事件にしても、「図書館利用者が読んでいる本をカメラで盗み撮り調査する」という、まるでナチス時代のドイツや北朝鮮みたいなやり方は、民主主義国家にはなじまない。いずれこれは訴訟になるだろうが、このくそ府知事ほど教育的観点から見て不適切な人物を他に知らない。とりあえず、こまめにきちんと批判しておくべきだろう。