・・・宗教と政治の結合っぷりをみずから実証。
▼産経抄
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/mass/1123479500/
406 :文責・名無しさん :2005/08/15(月) 04:06:12 id:uLJm1AR5 ?
◆【産経抄】
きょうは六十回目の終戦記念日である。一週間ほど前に「海ゆかばのすべ
て」というCDアルバム(キングレコード)が売れていると教えてくれたの
は、知り合いの若い女性だった。戦時中の国民歌「海ゆかば」を各種の演奏
形態で収録、出陣学徒壮行会の実況録音も入れた一枚。
▼海ゆかば水漬く屍、山ゆかば草むす屍、おおきみの辺にこそ死なめ、か
えりみはせじ。大伴家持の長歌に東京音楽学校教授・信時潔が曲をつけ、昭
和十二年に発表した。戦場に赴く武人の決意を歌っており、終戦を十五歳で
迎えた父が声を張り上げて歌うとかきむしられるような哀感が身体を貫いた。
▼大本営による戦死報告のさいにこの曲が流れたこともあり、鎮魂歌とし
て、日本人の精神の中枢に刻み込まれた。「ラジオから流れるたび直立して
黙祷(もくとう)した。送り出した兵士や出陣学徒の面影とも重なった」と
も聞かされた。
▼「天皇陛下のおそばで死のう」という歌意が平和教育にそぐわない、と
戦後は封印されていた感のある歌がいま、オンライン・ショップで売れ行き
上位に入り筆者より若い世代が聴いている。英霊の鎮魂に対する礼を失した
外国の圧力に揺らぐ政治家もいることを思えば、意味深い。日本人が自らの
目で先の大戦を評価し直そうという機運の表れ、ともいえようか。
▼ただ、歌につけても思われるのは、戦地に斃(たお)れた将兵の遺骨の
多くが現在もなお、異国の山野に残されたままであることだ。一日も早く収
集、慰霊し、故国で安らかな眠りについてもらうことは国の義務である。
▼節目の日を、総選挙の喧騒(けんそう)の中で迎えることになったが、
国に殉じた人たちに感謝と追悼の心を捧(ささ)げるとともに、あの歌にこ
められた思いをかみしめ一日を始めたい。
・・・この歌が以前から不思議だった。
「海をゆけば水死体
山を行けば腐乱死体に出会う
天皇のおそばで死のう
かえりみることはない」
・・・ええっ?
海で山で死んでるのに、「天皇のおそばで死のう」?
意味がわからない。
・・・と思ったら、素敵な解釈にであった。
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/mass/1123479500/
423 :文責・名無しさん :2005/08/15(月) 11:52:02 id:Gw2mLwmW
すでに透明さんも指摘してるけど「海ゆかば」の歌の意味は、一般に知られて
いる 意味とは正反対のものだ、って説を読んだことがある。
「海をゆけば水ぶくれした腐乱死体、山をゆけばコケの生えた腐乱死体。
どうせなら天皇のそばで死んでくれ、(天皇は兵士の命など)省みはしない」
というような意味だそうだ。まあ、論理的に言えば、こっちの方がもっともら
しく聞こえるね。"天皇の近くで死ぬ"というのと"腐乱死体"とは両立しつらい
から。たとえ天皇親征の場面(これ自体マレ)であっても、いきなり腐乱死体に
なるわけではな いし。天皇への忠誠を歌うものだとしたら、神官たる天皇の近
くに"死の穢れ" を持ち込むのは、そもそも迷惑な話だろうしね。
・・・納得だ。(@∀@)