▼仙台のトラック暴走、長編小説がヒント？＝舞台は渋谷、犯人は自殺（時事通信）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050402-00000766-jij-soci
＞「１台のダンプカーが突進してきて数名の男女を跳（は）ね飛ばす」−。芥川賞作家、阿部和重氏の長編小説「シンセミア」（伊藤整文学賞、毎日出版文化賞）の中に、仙台で起きたトラック暴走事件をほうふつとさせる場面のあることが２日、分かった。
＞ダンプ暴走は小説の一節として登場。東京・渋谷に出た主人公の１人である男が遭遇する。
＞日曜日で歩行者天国となった繁華街で、男はダンプが数人をはね飛ばす光景を目撃する。暴走は止まらず、通行人は逃げ惑い、叫び声を上げる。ダンプは百貨店に突っ込み止まるが、死者も出た現場は「戦場と見紛（まが）うほどに淒惨（せいさん）な様相」となった。
＞仙台のトラック暴走事件で逮捕された大友誠治容疑者（３８）は「自分も死ぬつもりだった」と供述している。
＞一方、シンセミアでは運転手について「犯人は運転席で自殺していたらしいが、動機は不明であり、何者なのかさえ明確な説明はない」などと記述されている。
・・・こらっ！時事通信！いったい何のつもりだ！
事件と『シンセミア』がいったい何の関係があるのか、証拠があって言ってるのか？
そりゃあ、仙台の事件のあったとき、俺も思いましたよまるで『シンセミア』だと（＠∀＠）
しかし、あれは小説の中ではストーリーとは何の関係もなく発生する理不尽な事件として描写されているわけで。そこだけ持ち出してくる意図は何だ。「小説に影響されて犯人が犯行を思いついた」といういつものアレか？
・・・しかし、トラックが暴走して人を撥ね殺しまくる小説や映画なんかいくらでもあるぞ。スティーブン・キングの『トラック』や、それが映画化された『地獄のデビルトラック』はどうだ。『ターミネーター２』『同３』もそうだな。スピルバーグの『激突！』や、それをパクったジョン・ダールの映画『ロードキラー』は？TVドラマ『サード・ウォッチ』にも暴走トラックの話が出てきたな。
いやいや、下関通り魔殺人事件なんかどうです？ホントにあった事件ですし、
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/simonoseki.htm
あなたがたも報道したでしょう？
「トラック暴走、時事通信がヒント？」（＠∀＠）とか何の根拠もなく書かれたら、どんな気がする？
証拠なり証言なりがあれば「あった」と書けばよろしい。納得もしよう。しかし、根拠を示さない、いいかげんな、印象操作めいた記事をかくのはヤメてくれ。あなたがたの底意が透けて見えてキモチ悪いから！（＠∀＠）
・・・ていうか、この報道で『シンセミア』作者の阿部和重氏に対して、例によって根拠のない中傷が行われる可能性については考えなかったのだろうか？
・・・もっとも、阿部和重氏なら、そんなことになってもおおよろこびで小説のネタにしてしまう可能性の方が大きいけれど（＠∀＠）
という内容の抗議のメールを時事通信社webmaster@jiji.comに送りました。電話もしてみました。（留守電だったけど言いたいことは言ったよ。）
※ちなみに『シンセミア』は単行本上下2巻の大作で、広辞苑より分厚い。時事通信の名無しさん記者は、果たしてこの本を本当に読んだのだろうか？仙台の事件では「６人が死傷」だったが、小説での当該シーンの描写はもっとえげつない。
・・・テンプレ作ってみた。
▼どういうつもりだ！証拠も示さず小説を犯罪のネタ扱いする時事通信に
抗議するアクション。
※「トラックが暴走して人をはねる漫画や映画、事件はほかにもこんなにあるぞ」
というネタも大募集
http://d.hatena.ne.jp/claw/20050403#p3
▼時事通信社 http://www.jiji.com/
メールアドレス webmaster@jiji.com
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おかしな報道は一人一人がチェックして批判しろ！
