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『あずまんが大王』の、「みんなで集まって受験勉強」シーン

・・・あれが「協力して伸びる」ということの典型例だよ(@∀@)

あずまんが大王 (4) (Dengeki comics EX)

あずまんが大王 (4) (Dengeki comics EX)

なぜ橋下は「協力して伸びる」道を示せないのか

・・・まあ他人を叩いたり踏みにじったりして生きてきた奴だからなw

▼ヤジ、怒号再び… 大阪・橋下知事の教育討論会
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/081124/lcl0811242106002-n1.htm
大阪府橋下徹知事が教育問題について府民と意見を交わす2回目の討論会が24日、
 大阪厚生年金会館大阪市西区)で開かれた。中盤までは混乱なく進行したものの、知事が
 「競争を否定する教員は無責任」と発言したとたん、教育関係者とみられる参加者から反論の
 ヤジが相次ぎ、会場は一時騒然とした。
>10月26日に堺市で開かれた1回目の討論会では、知事に対し「帰れ」「教師の数を増やせ」などと
 罵声を浴びせる教員らが続出。このため府教委は今回、「ヤジに類する言動があった場合は退出」との
 チラシを会場で配布するなどの策を講じた。
>この日の討論会には約1700人の府民が参加。このうち事前の抽選で決まった10人が意見や質問を
 述べ、これに応じる形で橋下知事陰山英男教育委員(立命館小学校副校長)らが持論を展開した。
>「競争を強いることで子供の意欲がはぐくまれるとは思わない」との参加者の発言に対し、橋下知事
 「競争を否定してはいけない」と反論。「先生から『競争はよくない』と教えられた子供たちも、高校を
 出たとたん競争の荒波にほうり込まれる」とし、「競争を否定できるのは絶対に倒産がない公務員だから。
 それが教員の無責任さだ」と述べた。 ・・・

・・・しかしながら俺は
勉強していて競争なんざ意識したこともねーよw 受験なんざしょせんは
自分との戦いだよ。勉強は「面白いからする」もんだよ。橋下に拍手喝采
するのはしょせん不安そうな負け犬ばっかりじゃねーの?www
それに、社会に出れば求められるのは組織内での「協調性」。
企業間の競争にしても過当競争は互いのクビを締めあうだけ。実は
「いかに競争しないですむ場所を確保するか」が企業のねらい目。
橋下みたいな大嘘つきを信じる被害者は本当に悲惨だと思うwww
・・・
要するに「競争」ってのはゴールとルートが固定されてる場合に成り立つ概念。
頭の悪い連中だけが「競争」を目的化する。もうね、アフォかと。ヴォケかと。
税金を使って無駄なことをするんじゃねえよと。公教育の目的は基礎学力の確保だ。
それすらできてねえのに何が「競争」かとw したい奴はすればいいが、そもそも
できる子は学校なんかで「競争」やらねーじゃんwww塾だろwww
バカなの?橋下?
・・・そういえばSAPIO最新号で(橋下が採用した)藤原和博が言ってるなあw
日教組が問題じゃないと。むしろ日本の学校組織そのものの構造に問題が
あるって。
俺は「競争」「競争」とバカの一つ覚えの橋下もその「構造」の一部だと
思う。ことは「競争」とか「平等」とかいう問題じゃあない。
「学習という文化」を可能にする諸条件が音を立てて崩壊している。
それを立て直すのに「競争」なんて何の役にもたたない。
・・・
まあ俺の言いたいことは
「勉強するのが面白い」と子供が思える、そんな環境を作ることが最優先だって
ことだ。
『容疑者Ⅹの献身』の原作本でも同じようなことが語られている。
俺の場合は遠山啓とか岸本裕史とかの「日教組系」学者のおかげでw
「学ぶことの面白さ」に気づけたわけだが。
そして彼らの業績は今も不滅であるといっていい。↓ 「百ます計算」なぞ
その業績の一部に過ぎない。

▼「保守派」の教育評論家が懸念する、日教組の弱体化と授業力の低下
http://www.hakubun-zemi.co.jp/Monthly/MonthB1604.htm

・・・そして社会人になってからの実感としては、やはり競争よりも「協力」
「協調」こそが最初に求められる資質だということだ。それができないで
競争しか頭にない奴と気分良く仕事できるかよとwww
これは作家の鈴木光司がエッセイに書いていたことだが、企業の仕事の中で
「競争」がしめる割合というのは圧倒的に小さいのだ。まずは組織内での
「協力」がほとんど。競合企業間でも「協力」の局面がありうるのだ、と。
・・・橋下の言うような「競争まみれの社会」は、現実には存在しないw
まあ誰もホンキで聞いてないだろうし、いまさら橋下が「競争」を煽っても
誰も踊らない(踊れない)で現場の精神的荒廃が進むだけじゃないのかな。
俺はむしろそれを憂慮するんだが。
・・・参考までに以下も参照のこと。

内田樹先生ブログ
費用対効果教育
http://blog.tatsuru.com/2008/11/16_0928.php
>先般ノーベル賞受賞者たちが口を揃えて「もう日本の教育はダメだ」といったのは、授業時間が少ないとかいうレベルのことではない。
>官民一体となって「子どもたちが学習内容そのものにではなく、学習した場合に得られる報酬の獲得に熱中している」という教育システムに対して、「それではバカしか生まれない」とおっしゃっていたのだと私は理解している。
・・・
>日本の子どもたちは日々死力を尽くして「勉強しないで競争に勝つ」ための工夫を凝らしている。そこにある限りの知的リソースを投じている。
>その前提には、「勉強をしないで競争に勝つ人間がいちばん賢い」という価値観が同学齢で共有されているということがある(もし、うっかり「勉強って楽しい」とにこにこ勉強する子どもがいたりすると、大変なことになる)。
・・・
>さて、どこから手をつけていいのか、私にもわからない。
>いま政界では解散時期と定額給付金の「費用対効果」について政治家たちが狂躁的な論議を繰り広げている。
>どのような政策についても、どうすることがもっとも「費用対効果がよいか」(今の場合は「票になるか」)という計算に夢中になっている政治家たちの脳裏に「費用対効果だけで教育を考えてはいけない」という発想が去来する可能性はゼロである。
そのような政治家や官僚たちが立案するものである限り、その教育施策が日本の子どもたちに「勉強することそのもの」の楽しさに気づかせることになるということは原理的にありえないのである。

「憲法9条で、アタマ悪い『対テロ戦争』をかしこくサボろう
「愛国心とか夢見てんじゃねーよw
 国家は国民を守らない。君の生活とか老後は特に。」
「日の丸・君が代とか強制してると国が滅びますよ!(@∀@) (例)大日本帝国」