▼アジアのNGO、「9条世界会議」を提案
http://www.asahi.com/national/update/0305/TKY200603050205.html?ref=rss
>国連のアナン事務総長の呼びかけに応え、平和構築に取り組むNGO(非政府組織)が北朝鮮・金剛山で開催していた「武力紛争防止のためのグローバル・パートナーシップ」(GPPAC)の東北アジア地域協議は5日、会場をソウルに移し、今後5年間の行動計画などを採択した。
>日本国憲法9条を「東北アジアの紛争予防装置」と位置づけ、日本国内での改憲の動きに対抗して08年に「9条世界会議」を開くことを提案した。NGO同士がインターネットで情報交換と対話を進める「オンライン・フォーラム」の創設にも合意した。GPPAC代表は6日、ソウルで東アジアの各国政府代表らに面会し、行動計画への協力を要請する。
▼GPPACとは
http://www.peaceboat.org/info/gppac/
>Global Partnership for the Prevention of Armed Conflict(=武力紛争予防のためのグローバルパートナーシップ)の頭文字を取ったのが「GPPAC」。
>2001年、国連のアナン事務総長が報告書の中で「紛争予防にける市民社会の役割が大切」だと述べ、紛争予防に関するNGO国際会議の開催を呼びかけました。これに応えて発足したプロジェクトがGPPACです。
GPPAC相関図
>現在、欧州紛争予防センター(ECCP)を国際事務局とし、世界各国のNGOが「地域プロセス」に参加。2005年7月19日〜21日にNY国連本部で行われる国際会議に向けて、それぞれの地域からの提言を討議・採択します。
>ピースボートは韓国や香港のNGOと共にGPPACの進行役として、東北アジア地域プロセスを進め、今年2月2日に東北アジア地域からの提言「東北アジア地域アジェンダ」を採択しました。