▼冷蔵庫空っぽ・所持金９０円 大阪の元契約社員 フリープログラマー 孤独死に救いの手なく 足跡をたどり検証
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090125-OYT1T00481.htm
＞大阪市住吉区のマンションで１４日、元契約社員の男性（４９）が、栄養失調状態で孤独死しているのが見つかった。
＞死後約１か月。男性は職を転々としながら独り暮らしを続けていたが、約２年前に体調を崩してから仕事がなく、区役所に生活相談に訪れていた。
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＞遺体は、極度にやせ細っており、行政解剖で、胃の内容物はほとんどなく、死後約１か月とわかった。
＞糖尿病を患っていた。冷蔵庫は空っぽで、所持金はわずか９０円。住吉署は餓死の可能性もあるとみる。
＞近所づきあいはなく、同じ階の住民（３５）は「どんな人が住んでいたかも知らない」と話した。
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＞男性は、フリーのプログラマーとして職を転々としていた、という。２００３年から勤めていた神戸市の 情報処理会社によると、同社でも、プログラマーとして銀行のシステム開発に携わった。
＞「仕事熱心でまじめ」という評判だった。
＞だが、０７年３月に体調を崩して退職。同１２月から入院生活を送った。
＞大阪市によると、男性は退院後の昨年２月、住吉区役所の生活保護窓口を訪れた。
＞「仕事がなく、通院しながらの生活が不安だ」と訴えたが、担当職員は「働く意志がある」と判断。
＞「まだ若いので求職してください。仕事が見つからなければまた来て」と伝え、生活保護申請の必要書類を手渡すにとどめた。
＞職員は男性の連絡先を聞かず、男性も窓口を再び訪ねることはなかった。
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＞市民団体「住吉生活と健康を守る会」の岸晃事務局長（６８）は「その日の生活も苦しくて訪ねたはず。 その場で生活保護の申請ができるよう職員が積極的に事情を聞くべきだった」と指摘する。・・・
▼解雇された派遣男性(27)、特急に飛び込み死亡
＞埼玉県蓮田市のＪＲ蓮田駅で２９日午前９時２５分すぎ、昨年１２月２０日に栃木県小山市の人材派遣会社を解雇された住居不定の無職男性（２７）が宇都宮線の特急列車にはねられ、死亡した。岩槻署によると、男性は死亡する前に親族に「これまでありがとう」と死をほのめかすような電子メールを送っており、飛び込み自殺だったとみている。
＞同署の発表によると、ホームには男性のバッグ１個が置かれていた。昨年末に解雇された後、職はなく、住居も定まっていなかったらしい。亡くなったときの所持金は２２００円だったという。 ・・・
http://www.asahi.com/national/update/0130/TKY200901300291.html
・・・「年越し派遣村」は本当に見事に戦った。
経験したからわかるが、年末年始は派遣社員にはつらい季節だ。工場のラインは止まり収入はとだえる。派遣社員の生活はけっこう不自由で、別口のアルバイトを探すのもままならないし、仕事の口の多い都市部からも工場は離れていることが多い。やむなく寮にとじこもることになるが、もしもその寮からも追い出されたら・・・
そんな人々に対して、「君らは一人ではない」というメッセージを「派遣村」は発信した。「孤立するな、集まれ。沈黙するな、法で保証された権利を主張しろ」と。これは解雇された派遣社員たちを救うということにとどまらない。日本の民主主義にとって重要な貢献を「派遣村」はやってのけたといえる。
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『アサヒ芸能』がなかなか秀逸な記事を書いていたが、派遣切りされた人々を狙い、生活保護費のピンハネを狙う悪徳業者が接近してくるのだという。失業者に住所を世話して生活保護受給をさせるが、その上前をはねて、仕事にも就かせずに飼い殺しにする。もちろん派遣村のボランティアスタッフは彼ら悪徳業者を追い払っていたが、被害にあっている人もすくなくないとか。
そんな実情をろくに報じないで、産経新聞は「派遣村」を「イデオロギー食が強い」などと非難した（＠∀＠）「野党色が強い」だの「ホームレスもいる」だのとｗ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090118-00000535-san-soci
＞年末年始にかけて東京・日比谷公園に突然姿を現した「年越し派遣村」。集まった約５００人は、一部の新聞やテレビで「企業による派遣切りで職と住まいを失った人ばかり」などと紹介されたが、その“実態”は年が明けるに連れて次第に明らかになってきた。“村民”とは誰だったのか。そして、“村”の運営にはどのような人たちがあたったのか。そこには、ある特定のイデオロギーを持った政治色が潜んでいたことがわかる。・・・・
・・・「イデオロギー」しか非難する材料がみつからないというのも哀れな話だと思う（＠∀＠）
失業者やホームレスを救済しようとする人を、まるで社会の敵よばわりｗ
もはやそういう偏狭なイデオロギーは国際レベルで通用しなくなっていると知るべきだ。
▼オバマ米大統領は２９日、性別や人種などを理由とする賃金差別に対し、従業員が企業を提訴しやすくなる「公正賃金法」案に署名、同法が成立した。オバマ政権下で初の連邦法成立。
＞同法は、賃金面で差別を受けた労働者が雇用者を訴える基準を示した連邦最高裁の判断を覆す内容。オバマ民主党政権は今後も、労働者に配慮した政策を推進するとみられ、米新政権の姿勢は、「派遣切り」が問題化している日本の労働行政の議論にも影響を与える可能性がありそうだ。・・・ http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009012901000972.html
▼オバマ氏は午前中、ワシントン市内にあるウォルター軍医療センターを予告なしに訪問し、イラクやアフガニスタンの任務で負傷した米兵１４人を見舞った。続いてホームレスの若者の保護訓練施設サシャ・ブルース・ハウスに立ち寄り、約３０人のティーンエイジャーのボランティアとともに、部屋の壁や家具にペンキを塗った。同氏はボランティアらに対し、公民権運動指導者の故キング牧師のことばに言及しながら、米国が現在置かれている危機的状況を乗り越えるため国民が力を合わせる必要性を強調した。 ・・・http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200901200002.html
・・・労働者の権利を向上させるために労組を結成し、労働争議を行うことは、日本国憲法で明記された国民の権利だ(第25条)。そうした権利は、野蛮な封建主義の国ならともかく、先進資本主義国なら100年以上前から認められている。（イギリスでは1824年、アメリカでは1842年、フランスでは1864年、ドイツでは1890年から）。またホームレスであろうとも日本国民としての権利（特に生存権）を保障されるべきであることは言うまでもない。ひょっとして産経新聞は日本人のくせに日本人が嫌いなのではないか（＠∀＠）愛国心や民主主義の精神がないんじゃないのかｗ労組が嫌いなら労組の存在しない国に逝けばいいのに。まあそういうところでは民主主義も存在しないんだけどネｖ
