▼[映画]チャーリー・ウィルソンズ・ウォー (5月17日公開)
公式 http://www.charlie-w.com/
紹介 http://www.varietyjapan.com/features/academy2008/u3eqp3000002onvd.html
>チャーリー・ウィルソン(ハンクス)は、テキサス出身の独身の下院議員で、ストリッパーやコカインと一緒に風呂によく現れる。彼の“道楽者”の外見は、しかしながら、ただならぬ精神、深い愛国心、そして弱者への情熱を隠しており、80年代のはじめ、弱者とはロシア人に容赦なく侵攻されたばかりのアフガニスタンであった。
>チャーリーの長年にわたる友人にして後援者、そしてときに恋人であったジョアン・ヘリング(ロバーツ)は、テキサスで最も裕福な女性の一人であり、憎しみに燃えた反共主義者であった。ロシア人の侵攻に対するアメリカの対応がよくて無気力であると考えた彼女は、チャーリーにムジャヒディン(アフガンの自由の戦士)のためにもっと行動するよう駆り立てる。・・・
▼原作チャーリー・ウィルソンズ・ウォー 上 (1) (ハヤカワ文庫 NF 334)
- 作者: ジョージ・クライル,真崎義博
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/03/27
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チャーリー・ウィルソンズ・ウォー 下 (3) (ハヤカワ文庫 NF 335)
- 作者: ジョージ・クライル,真崎義博
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・・・楽しい楽しいコメディ映画。ただし「ブラック」がつく方の(@∀@)
▼岡本太陽 米映画批評
http://www.cinemaonline.jp/review/bei/1297.html
>コネを使ったり、汚い方法で武器をアフガニスタンのイスラム教徒達に渡した人物なので、実際の彼はおそらく、女たらしで、良心の欠片さえあるか分からない様な厭らしい男だったのかもしれないが、この男をトム・ハンクスが演じることにより、むしろ気さくで良い人に見えてしまう。・・・
・・・そんな男が、ソ連のアフガン侵攻を阻止した結果として、重武装したオサマ・ビン・ラディンやアルカイダやタリバンを生み出したという罠(@∀@)
映画では出てこないだろうが、そのあたりのどうしようもないグダグダした顛末は原作の最終章に詳しく書かれている。このお話は、まだ終わりません。
ソ連のアフガン支配を食い止めるのはいいとして、その手段としてムジャヒディンに武器と金をやることが適切だったか。彼らに支配された社会がどうなるか、誰も予想していなかったというのだろうか。まーイラクでもそうだったしな。