▼http://d.hatena.ne.jp/enzo999/20071021/1192977254
>なぜ、アフガニスタンの人々を助けるためにアフガニスタン人を殺すための軍隊を派遣する必要があるのだろうか、それ以外に彼らが必要としているものはいくらもあるのに。用水路建設も、タリバンらテロリストが跋扈する危険な地域だというのに襲撃されたことは一度もない。それは工事が現地の人々のためになることが理解されており、現地の人々の支持があるからだ。米軍の攻撃は受けた。米軍らは、テロリストの掃討と称して空爆などを行い、巻き添えで多くの無辜のアフガン人を殺している。そのために米国をはじめ外国人への視線がどんどんと厳しくなっており、ペシャワール会の支援事業にもだんだんと悪い影響が出てきている。いかに援助しようと考えても、援助を受ける側に支持され、感謝されるようなものでなくてはまともな支援活動とは言えない。現地の人々には、米軍の作戦も国連の活動も、どちらも外国人によるアフガン人に対する殺戮行為であり、区別はつかないので、米軍でなく国連の活動に自衛隊を派遣すればよい、という考え方も成り立たない。そもそも、タリバンを米国はテロリストと同一視しているが、全くの誤りで、田舎者の国粋主義者の集まりに過ぎないのであって、先進国でテロを実行することができるような洗練した組織も能力もない。もともと農民の多くもタリバンと似たような考えを持っており、だからこそ、巻き添えで多くのアフガン人が死んでいく中で、支持が広がっているのだ。