そろそろ起きて、新しい歌を
▼ミヤダイドットコム
「ありのままの現実」が虚構と同じ意味しか持たなくなった後期近代、現実を濃密に生きるにはどうしたらいいか。頽落した反倫理的な処方箋を『ぼくを葬る』に見出す
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=357
>「過去の捏造」によって「現在の粉飾(現実の虚構化)」をせずして、《つらく寂しい現実》(劇場パンフに寄せた平田オリザの文章)を生きる術はない。ここには、現実解釈の前提となる過去自体が選択されたものだ、という再帰性への自覚がある。
・・・ただ問題は、いかにも80年代風な「現実の虚構化」、実は「無力の表明」に、
俺はいいかげん飽き飽きしている、ということだ。そして実をいえば、そう思っているのは俺だけじゃないのかも。