共謀罪導入のシミュレーション事例?誤認逮捕が「共謀の可能性」に
▼[AML 7397] 誤認逮捕なのに「共謀の可能性」:神奈川県警
(以下引用)
国会では与党と民主党による共謀罪の修正協議が進行しているようです。新聞報道によると、この修正協議のひとつの焦点は犯罪の成立の要件と
処罰できる要件のズレの模様です。そんな中、
共謀罪の疑いを理由とする捜査による人権侵害のおそれを考えるのに
参考となる事件が報道されています。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060529-00000078-jij-soci
スリランカ人男性が強盗容疑で逮捕されたが、
じつは犯行時刻に勤務先にいたことがわかり、
厚木署は翌日にこの男性を釈放。ところが、県警の刑事総務課長のコメントは
「共謀の可能性があり捜査を継続していた。」
無実でも犯罪の容疑を簡単にかけることができてしまう「共謀」概念の
危うさを表していると言えます。ちなみにこの男性は釈放のあとすぐ、不法残留容疑で逮捕、起訴されて
しまいました。
メンツにこだわり、何が何でも犯罪者にしないとすまない警察の体質を
感じるのは私だけでしょうか。神奈川県警はもう1件、誤認逮捕をしています。
被害者の間違った証言を鵜呑みにして、アリバイのある人物を
8日間拘置しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060529-00000078-jij-soci共謀罪は関係者の証言だけで容疑が成立してしまいます。
その証言が事実と異なっていれば無実の人間が犯罪者にされる危険性が
あります。この危険はどんなに要件を厳格にしても
「共謀罪」である限りなくせません。
・・・今村昌平追悼で。
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▼アフガン 遠い夜明け
@東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20060529/mng_____tokuho__000.shtml
>タリバン政権が崩壊して四年半がたつアフガニスタンが混沌(こんとん)としてきた。この十日ほどで米軍などの多国籍軍とタリバン残存勢力との戦闘が激化し、三百三十人以上が死亡した。これは旧政権後、最大規模の戦闘だ。大統領選や下院議員選を経て民主化が一歩ずつ進んでいるように見えるアフガニスタンだが、復興の現状はどうなっているのか。
>「タリバンが去り、多くのアフガン人はよりよい政府が持てると希望を膨らませたが、今は失望している。特に女性が虐げられた状態は何も変わっていない」
>「ソハイラ」と名乗る二十五歳のアフガン人女性は、静かな口調ながらもきっぱりとこう訴えた。
>ソハイラという名前は偽名だ。女性の権利確立と自立支援のため、二千人以上のメンバーと急進的な活動をしていることから、アフガン政府に非合法組織の烙印(らくいん)を押されている。メンバー同士ですら互いに本名も出身地も知らないという。アフガン人女性の置かれた状況を訴えるため支援者の招きでこのほど来日した。
>ソハイラさんによると、アフガニスタンで今、ブルカをしないで外出する女性はほとんどいないという。ブルカはそもそもタリバンが女性抑圧のために始めたものではなく、それ以前からの風習ということもあるが、もっと切実な理由がある。着けていないといつ襲われるか分からないのだ。
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