▼沖縄よ、民族独立戦争に向けて理論武装せよ。
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20100525/1274757886
>日本のマスコミは、しばしば「沖縄の怒り」を報道するが、その怒りの対象は必ずしも「鳩山首相」ではなく、「米軍基地」及び日本国内の「米軍基地存続派」に向かってのものだということを、決して報道しない。何故か。日本のマスコミこそが、実は「沖縄米軍基地存続派」の一員であり、米軍基地を沖縄に押し込めておくという「沖縄は日本のゴミ捨て場」論、「沖縄掃き溜め」論(チャルマーズ・ジョンソン)の支持者、つまり沖縄への差別論者だからだろう。沖縄よ、日本のマスコミの「嘘」に騙されるなかれ。日本のマスコミこそ、典型的な「沖縄米軍基地容認派」の巣窟なのだ。日本の安全保障のために、つまり抑止力として在日米軍基地が必要だというなら、その米軍基地は、日本本土に、特に東京に作れ、東京都民こそ米軍基地を受け入れるべきだ、と声を大にして叫べ。沖縄は、今こそ「民族独立戦争」に向けて(理論)武装するべし。沖縄独立の暁には尖閣諸島も、もちろん日本の領土ではなくなる。日本が沖縄に独立されたら、日本こそ国家解体の危機に直面することになろう。
▼雁屋哲が要約した内田樹の論説
『雁屋哲の美味しんぼ日記:沖縄の民にとっても日本国民にとっても真の敵は鳩山首相ではなく米国政府』
http://www.asyura2.com/10/senkyo86/msg/926.html
元記事URL:http://kariyatetsu.com/nikki/1240.php>朝日新聞社のAERAの5月24日号に、内田樹氏が、
>「『無法を止める』から始める基地問題」
>と題して次のように書いているので、引用させて頂く。
>「沖縄米軍基地について、日本政府は過去65年にわたって『東アジアの地政学的安定のために不可欠』だという説明を繰返して、沖縄の人々に非道な犠牲を強いてきた。ここに貫かれているのは『属国は宗主国の要求がどれほど無法でも受け容れるしかない』というワイルドなルールであり、アメリカ・日本・沖縄は立場を入れ替えながら、同じ図式を反復してきた。
>(途中要約〈冷戦は終わり、アメリカはかげりが見え、東アジアに基地はもう要らないという声がアメリカ国内にもあり、フィリピンのクラーク基地、スービック基地から撤退し、韓国内の基地の劇的な縮小を決めた〉)
>その中にあって、日本についてだけアメリカが基地撤去を受け容れないのは、東アジア唯一の敗戦国に対しては『無法が通る』と思っているからである。
>(途中要約〈それと同じように、日本政府が沖縄県民に犠牲を強いているのは、沖縄には『無法が通る』と思っているからである〉)
>日本政府はまずおのれの『無法を止める』ところから始めるしかないだろう。
>そのときはじめてアメリカに対して『無法を要求するな』という『倫理的』権利を手にすることができると私は思う。」
>氏は、これまで日本政府は「属国は宗主国の要求がどれほど無法でも受け容れるしかない」という「ワイルドなルール」に従って、沖縄の人々に非道な犠牲を強いてきた、と言っている。・・・
・・・雁屋先生はどうも鳩山について好意的に評価しすぎるところがあって、そこだけは不同意。
対米軍事同盟にもとづく自衛隊海外派兵を主張する小沢が率いる民主党で、鳩山が何を言ったところでワクをはみ出ることはできない。
しかし、その他の多くの論点についてはまさに激しく同意する。
http://www.asyura2.com/10/senkyo86/msg/926.html
>沖縄以外の県の人間で、鳩山由紀夫氏が公約を守れなかったからと、ののしり、非難する人々は自分たちの愚かしさを罵るが良い。自分たちが(沖縄を米軍から救うために)何もしなかったくせに、鳩山由紀夫氏をどうして非難できるのだ。
・・・いつまでも沖縄人が米軍(と日本政府)によって非道な支配を受け続けるのであれば、「独立」という声が出てきてもおかしくはない。そういうと対米従属主義者は「沖縄が中国に支配される!」などと言うわけだがw、そんなことは沖縄人の選択することである。かつて琉球王国は明・清に朝貢しながらも実質的な独自性を維持し続けた。沖縄を武力で制圧したのは、日本の薩摩藩だった。
沖縄人には米軍や日本政府の横暴をはねのけるために「独立」を構想する権利がある。中国の影響力を利用する権利だってある(@∀@)そうされるのが嫌なら譲歩するべきは日本政府や米軍のほうだろう。