▼日本人は鬼畜なのか?人の心を持つのか?南京大虐殺を描く映画がついに日本で配給決定!
http://www.cinematoday.jp/page/N0019790
>1937年の日中戦における日本軍の南京攻略を描いた陸川監督『南京!南京!』が、日本公開される
ことが分かった。同作品はスペインで開催中の第57回サンセバスチャン国際映画祭のコンペティション部門に出品されており、現地時間21日に行われた公式会見の席上で陸監督が明かしたもの。
>日本の配給会社側の正式発表を控えて、社名を出すことは控えたものの、陸監督は「これはまさに最新の情報なのですが、日本の配給会社が決まりました。公開は来年になると思う。念願だった日本公開が決まってうれしい」と笑顔を見せた。
・・・
>今年4月に公開された中国では、主人公の日本兵・角川(中泉英雄)が、繰り返される一般市民への虐殺、強姦などの蛮行にいたたまれなくなって最後に自殺を遂げることから、「日本寄りだ」の批判が相次ぎ、陸監督には殺害予告の脅迫状まで届く騒動に発展している。
・・・自称「愛国者」というのはどこの国でも迷惑だなあ。
>また、日中両方の視点から描いた理由については「あの戦争で何があったのか。両方の視点で描くこ とが真実を正確に伝えることが出来ると思ったのです。そのために私は、中国で裏切り者と言われていますが、私は多くの中国の戦争映画で見られるような、日本人を鬼畜として描きたくなかった。なぜ なら、私は元日本兵の日記を読んだ時、人間の心を感じたからです。この映画は、決して日本人を批判するために作ったものではない。この映画をきっかけに、お互いの史実を見直す、日中の架け橋になることを願ってます」と語った。
・・・民主党政権になってひとつ以前よりマシになりそうなことといえば、
自民党政権下では公開されなかった大日本帝国時代の記録が公開される可能性があることだ。いままでさんざん情報を隠してきた防衛省涙目?
・・・そういえば、宮内庁の妨害のせいでいままで発掘調査が進まなかった古墳関係の遺跡も、これからは調査できるようになるのではないか?という歴史研究者の意見がAERAに載っていた。冷戦終結からずいぶんたって、やっとこ日本にもグラスノスチの時代がやってきたのかもねw
- 作者: 笠原十九司
- 出版社/メーカー: 岩波書店
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・・・南京事件についてビギナーに薦める本としてはこれが一番だろう。大日本帝国陸軍内部の権力闘争、あるいは戦争に対する見通しの暗さや統制の欠如、そして国民党政府軍の無策や愚行により、南京周辺一帯の農民や市民がどのような目にあわされたのか・・・を、大日本帝国側の記録も多用しながらパノラマのように示す。