- 作者: ユンソイン,韓国マンガ研究会
- 出版社/メーカー: キュアアンドケア
- 発売日: 2009/01
- メディア: 単行本
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・・・韓国人の若い漫画家が、ちょっとほのぼの系の絵柄で、日本のあちこちを旅した時の紀行漫画を描いた。これがことのほか面白かったのでちょっと紹介する。彼は旅行者の目で日本のさまざまな魅力を「発見」する。たとえば「日本の食パンはうまい」ということを。「なかでも日本の喫茶店で出てくる厚切りトーストが異様にうまい」ということで、旅行に同行したかわいい奥さんが食パンをかじりながら目を丸くしている写真まで載っている。そんなにうまいのか。思わず俺もトースト作って食ってしまったよ（＠∀＠）夜中なのにな・・・
彼の視点は透明で、旅行者の客観性を終始うしなわない。あるときは加藤清正の記念館を見ながら、「ある国にとっての英雄が、他の国にとってはそうではないのはよくあることだ」といったことを思う。
それから、韓国で日本の野菜ジュースやお菓子のコピーが多いことについても「みっともないよね」「みんなわかってるのに、なぜやるんだろう」と作者は指摘している。
もっとも、実を言えば日本の食品のコピーをもっとも頻繁に行っているのは、
どこよりも日本の企業である（＠∀＠）
▼「ひよ子」のコピー商品訴訟
https://www.kobecity-lawoffice.com/topix/tdb_09.html
＞平成１８年１１月２９日、知財高裁は、製菓会社「ひよ子」（福岡市）の鳥形の菓子、「ひよ子」の立体商標（平成１５年８月２９日登録）を有効と判断した、平成１７年７月２８日の特許庁の審決を取消しました。この裁判は、同じく鳥形の菓子を製造している「二鶴堂」（福岡市）が、上記審決の取消を求めて提起したものです。
＞製菓会社「ひよ子」は、平成１６年、「二鶴堂」を相手に、「ひよ子」の商標権に基づき類似の形状の菓子の侵害訴訟を提起しましたが、今回の判決結果によれば、その前提を欠くことにもなります。
＞判決は、「ひよ子」以外にも「全国で２３業者が鳥の形状の菓子を製造販売し、いずれも遠目には見分けが付きにくいほど似ている」と指摘していましたが、私がお土産に頂いたお菓子は、判決が掲げていた商品には含まれていませんでした。全国にはより多くの、隠れ「類似ひよ子」が存在する可能性が高いのではないでしょうか。
▼日本全国「萩の月」コピー商品めぐり
http://www.ousaru.com/moon/
▼本当にある「白い恋人」の類似品
「白い針葉樹」ｗ
「私の恋人」ｗｗｗ
「白い恋」ｗｗｗｗｗ
「白き人」ｗｗｗｗｗｗ
「白いメロディー」ｗｗｗ
▼チロルチョコの類似品にご注意ください（チロル公式HP）
http://www.tirol-choco.com/attention.html
※類似品の一例
http://m-star.blog.so-net.ne.jp/2009-01-29
http://blogs.yahoo.co.jp/onomichi2007/46367206.html
http://netdeomoshiro.della-nagoya.jp/e63677.html
・・・それはさておき、俺はこの本を非常に楽しめたので、おすすめしておく。何より「新しい視点」というものが得られる本だからである。
作者の嫁もかわいいしなｗ 文字通り「○○は俺の嫁」という作者の気概を感じたね（＠∀＠）
