▼きょうされん:広島で全国大会 「障害者と被爆者の連帯を」 /広島
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20081006ddlk34040233000c.html
>全国の共同作業所でつくる「きょうされん」(東京都)の全国大会が4、5の両日、広島市で催された。5日は中区基町のNTTクレドホールで「障害と平和」をテーマにした市民講座が開かれ、約100人が参加した。司会を務めた大会実行委員長の浅井基文・広島市立大広島平和研究所長の他、「はだしのゲン」の作者・中沢啓治さんら4人がパネリストとして登壇。
>原爆小頭症患者を支援する女優・斉藤とも子さん=同左から3人目=は「被爆者の子が障害を持って産まれても、みな障害者手帳を持っていなかった。当時は原爆のせいだから障害者とは違うと思われていた」と発言した。障害者の孫娘を持つ浅井委員長は「人為的とはいえ、被爆者が障害を持っているという状況がある。広島で障害への理解を広げるため、障害者と被爆者の相互理解が必要。両者には差別という共通の問題がある」と指摘。中沢さんは「60年代に東京では、被爆者だと分かると冷たい目で見られた。広島から差別をなくして連帯していかなければ」と応じた。
>さらに、中沢さんは「天皇や軍部はポツダム宣言を無視し、その結果、広島・長崎で多くの人が亡くなった。なのに戦後、天皇が広島に来た時には日の丸を振るように学校で言われた。なぜ万歳なのか。今でも腹の中が煮えくり返る思いがある。日本人は甘いと思う」と話した。浅井委員長は「広島が平和を訴えるなら、広島は何かを根本的に見直さなければならないのでは」と応えた。
・・・昭和天皇に関しては、「遅すぎた聖断」、そして「責任の回避」、
そこに中沢氏は憤りを感じている。
昭和天皇は日本に悪い見本を残していった。トップがもう本当に事態がどうしようもなるまで決断しないこと、そして失敗の責任を取らないこと、それが今も日本をダメにしている。
・・・バブルとその崩壊、年金問題、格差社会、イラク戦争への加担、みんなそうだ。