・・・以下[rawa-j]メーリングリスト[01196] より転載。
シビリアンコントロール無視・法の支配無視の
下記佐藤正久議員の駆けつけ警護発言問題については、
私も昨日の記者会見に参加しましたが、
佐藤氏は「あくまで過去の現場での思い・・・法を無視する意図はない」
(8/17 東京新聞)などと言っていますが、
昨日公開した資料『武器使用権限の要点』によって、彼の個人的な考えなどではなく、自衛隊が組織的に違憲・違法行為を行おうとしていたことが明らかになりました
★佐藤正久参院議員の発言要旨
「(オランダ軍が攻撃を受ければ)情報収集の名目で現場に駆け付け、
あえて巻き込まれる。巻き込まれない限りは(武器使用が可能な)
正当防衛、緊急避難の状況はつくり出せない。
普通に考えて手を差し伸べるべきだという時は行ったと思う。
日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと」
また、私も関与している下記HPに
この問題に関連する様々な資料や論評等を載せています。
http://www.news-pj.net/
昨日、記者に公開した内部資料です。
非常にわかりやすい資料です。
http://www.news-pj.net/siryou/2007/bukisiyoukengen.html昨日のTBSの報道(映像あり)は、下記です。
http://news.tbs.co.jp/20070822/newseye/tbs_newseye3640194.html北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/45025.html本日の東京新聞の記事などは以下のヤメ記者弁護士のブログで見ることができます。
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/m/200708
昨日の会見には、メディアは20社以上も来ていたにもかかわらず、
今のメディアの状況を反映し、
今日の紙面は一部メディアを除いて寂しいものがありました。
ただ、改憲問題を考える上で、今年一番の問題とも言える佐藤正久発言と
資料の存在が明らかになったことについては、
(どうやって触れるかなどについてはまだ考えていませんが)
イラク特措法の国会審議に向けて、
もっともっと問題をこの問題を知らせていく必要があります。
なお、佐藤氏の本「イラク自衛隊戦闘記」(講談社)によると、
派遣命令が(平成15年10月末)先遣隊に出された当時
佐藤氏は、陸幕の教育訓練部教育訓練班長であり、
隊員を教育する側の責任者だったことがわかります。
(同書12頁)