▼沖縄戦集団死で被告とされている(株)岩波書店と
大江健三郎さん、その弁護団の
沖縄「集団自決」訴訟被告弁護団による文部省への抗議声明
・沖縄「集団自決」に関わる06年度教科書検定に抗議する
文部科学省が3月30日に公表した06年度の教科書検定で、沖縄戦において発生した「集団自決」について、「日本軍に強制された」という内容を修正させたことが明らかになった。その理由のひとつとして、05年に、沖縄戦時座間味島守備隊長であった梅沢裕および渡嘉敷島守備隊長であった故赤松嘉次の遺族によって、岩波書店及び大江健三郎が名誉毀損で訴えられていること、その中で原告が隊長命令はなかったと主張していることが挙げられている。また、「文科省が参考にした集団自決に関する主な著作等」の中には「沖縄集団自決冤罪訴訟」という項目がある(この「冤罪訴訟」という言葉は原告側の支援者の呼び方であり、中立・公正であるべき行政の姿勢を著しく逸脱するものである)。
しかし、
(1)訴訟は現在大阪地裁において継続中であり、証人の尋問さえ行なわれておらず、
(2)岩波書店及び大江健三郎は、座間味島及び渡嘉敷島における「集団自決」において、①「軍(隊長)の命令」があったことは多数の文献によって示されている、②当時の第32軍は「軍官民共生共死」方針をとり、住民の多くを戦争に動員し、捕虜になることを許さず、あらかじめ手榴弾を渡し、「いざとなれば自決せよ」などと指示していた、つまり慶良間諸島における「集団自決」は日本軍の指示や強制によってなされた、として全面的に争っており、さらに、
(3)「集団自決」をした住民たちが「軍(隊長)の命令があった」と認識していたことは、原告側も認めている。
文部科学省が「集団自決」裁判を参照するのであれば、被告の主張・立証をも検討するのが当然であるところ、原告側の主張のみを取り上げて教科書の記述を修正させる理由としたことは、誠に遺憾であり、強く抗議するものである。
2007年4月4日沖縄「集団自決」訴訟被告弁護団
伊吹文明殿
連絡先:千代田区一ツ橋2−5−5
・・・前にも書いたが、
非戦闘員である住民に手榴弾を渡した時点で
大日本帝国はアウト。(@∀@)「命令してない」ってのは無理。
同じ「日本国民」である琉球民族への「死の強制」さえも
「なかったこと」にできるなら、「従軍慰安婦」の拉致や
「南京事件」での虐殺を歴史の教科書から消すことも造作なかろう。
もっとも、それで歴史から消えるわけじゃないけどネ(@∀@)
▼映画『夕凪の街 桜の国』OFFICIAL SITE:http://www.yunagi-sakura.jp/
・・・始動。
▼佐々部監督ブログ:http://www.sasabe.net/diary.shtml
> 『出口のない海』 [2006/09/30(Sat) 04:56]
>公開後、初めて劇場に『出口のない海』を観に行きました。丸の内ピカデリー2はスクリーンも音響も良かったです。
ネットで感想をよく目にします。特に若い方の感想に「主人公が<犬死に>して呆気なかった、もっと派手に華々しく散って欲しかった」というのが多いです。僕はとても怖いと思っています。
・・・自分の人生が劇的でないからって
他人の人生の悲惨を楽しみたい、怠惰な人間が増えただけ。
あるいは「読解力」や鑑賞力が低下したのか。
いやいや、ただの無知なのか。(太平洋戦争の死者の半分は「餓死」。
つまり犬死にそのもの。)
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> 『出口のない海』 [2006/09/30(Sat) 04:56]
>公開後、初めて劇場に『出口のない海』を観に行きました。丸の内ピカデリー2はスクリーンも音響も良かったです。
ネットで感想をよく目にします。特に若い方の感想に「主人公が<犬死に>して呆気なかった、もっと派手に華々しく散って欲しかった」というのが多いです。僕はとても怖いと思っています。
・・・自分の人生が劇的でないからって
他人の人生の悲惨を楽しみたい、怠惰な人間が増えただけ。
あるいは「読解力」や鑑賞力が低下したのか。
いやいや、ただの無知なのか。(太平洋戦争の死者の半分は「餓死」。
つまり犬死にそのもの。)