▼長崎の在韓被爆者訴訟、控訴審も原告勝訴
(@読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050926-00000211-yom-soci
>被爆者援護法に基づく健康管理手当と葬祭料支給を巡り、長崎原爆で被爆した韓国・釜山市の崔季●(チェ・ゲチョル)さん(昨年7月死去)と遺族が、海外からの申請を却下したのは違法として、長崎市に却下処分の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決が26日、福岡高裁であった。(●は「徹」のギョウニンベンがサンズイ)
>石井宏治裁判長は「法の目的は、在外被爆者に対しても援護を行うことを想定している」と述べ、処分を取り消した1審・長崎地裁判決を支持、市側の控訴を棄却した。
>在外被爆者の健康管理手当や葬祭料を巡っては、広島地裁でも原告が勝訴したが、高裁では初めて。
・・・
・・・amlより転載。
昔こういうことがあったということを、知っておくといいかもね。
▼ 名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を傍聴してください!
もう六十数年前の前大戦中のことです。小学校(当時は国民学校と言っていま
した)を出たか出ないかの朝鮮の少女を、女学校に行かせてもらえる、おなか
いっぱい食べられる、お給料ももらえる、とうまいことを言ってかき集め、朝
鮮女子勤労挺身隊として日本につれてきて軍需工場で働かせました。来てみた
ら実は真反対、ひもじさと朝鮮人差別の中、厳しい労働に明け暮れる毎日でし
た。名古屋には約300人のこのような少女が三菱重工道徳工場で飛行機生産に
当たらされ、敗戦前年の暮れに起こった東南海大地震では6人が亡くなりまし
た。敗戦後は着の身着のままで帰国させ、給料も払わずじまい。
帰国してみると、挺身隊は軍慰安婦であるという誤った認識が韓国内では定着
していたために、未だに過去を語ることができない現実がありました。つま
り、軍慰安婦とされた被害者と同じ苦しみを受けることになったのです。それ
でも勇気を奮い起こして、5人のオモニ(おばあさん)が原告に名乗り出て、国
と三菱重工に対し謝罪と補償を求めて名古屋地裁に提訴したのが99年3月。そ
の後3人が追加提訴し、6年後の今年2月に判決が出ましたが、被害事実は認定
したものの、日韓請求権協定によって原告の要求は認められない、と退けられ
ました。悔しい敗訴でした。
ですが、日韓請求権協定では、個人の請求権まで放棄はしていませんし、道義
から言っても過去の加害を頬被りすることは許されることではありません。原
告の皆さんは控訴することを決意されました。その控訴審の第1回口頭弁論が
今週木曜日9月29日午後、名古屋高裁で開かれます。原告の皆さんは随分お年
を召されました。体調の優れない方もいらっしゃいます。一日も早い勝訴が待
たれます。こんなことは許されないと思われる方、そしてお時間のある方は是非傍聴にお
いでください。また、支援する会に加入して、原告の皆さんを支えてください。
〜〜〜〜〜 是非傍聴を! 〜〜〜〜〜
名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟
控訴審 第一回口頭弁論へのお誘い2005年9月29日(木)13:30〜16:00
名古屋高等裁判所・大法廷
名古屋市中区三の丸1-7-1
地下鉄「市役所」5番出口西へ徒歩5分
控訴人のうちお2人のハルモニ、梁錦徳(ヤン・クムドク)さんと朴海玉(パク・
ヘオク)さんが韓国から来られて意見陳述を行います。
名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会
http://www.geocities.jp/teisintainagoya/
hmrjc954@yahoo.co.jp