▼漫画『黒鷺死体宅配便(くろさぎしたいたくはいびん)』
- 作者: 山崎峰水,大塚英志
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/08/26
- メディア: コミック
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・・・この流浪の連載漫画が、ついに『少年エース』誌上に登場だ!
いいのかエース、こんな漫画を『ケロロ軍曹』と同じ雑誌に載せても?!
就職難に苦しむ仏教大学の学生たちが、「仕事がないなら作れ!」とばかりに
自分たちで立ち上げた宅配便会社は、
「身元不明の死体」をお客さんとして、彼らの残留思念を聞き取り、
彼らを望む場所に連れていき、遺産や情報を謝礼に受け取るのだ!ジーザス!
しかも彼らの扱う死体ときたら、
南京大虐殺や731部隊、イラク戦争など、日本の歴史と政治の
イヤーンな部分にタッチするものばかり。まさか南京大虐殺をネタに
ホラー&コメディが成立するとは思ってもみなかった!
しかしまあ、この原作者の大塚英志が、いまや角川書店の漫画雑誌の
稼ぎ頭だというのが面白い。徳間書店の『プチアップルパイ』を
編集していた頃には想像もできなかったよ!(@∀@)
▼本屋のおやじのおせっかい:中学生はこれを読め!
http://www.k2.dion.ne.jp/~sa-shibu/home.html
>店主が自ら選んだ「中学生に読ませたい500冊」を掲げ、キャンペーンを展開する。
選書の基準は、「オヤジたちが読んでおもしろかった本」とした。ただし、本好きの母親らの意見も、かなり取り入れている。
書店組合が、一斉にこのようなキャンペーンを行うのは、全国でもめずらしい。
「これを機会に、君の人生の一冊を見つけてほしい。」と、北海道の本屋のオヤジは
燃えている。
▼「中学生はこれを読め」 書店主が推薦リスト、全国波及
http://www.asahi.com/life/update/0506/003.html
(以下引用)「中学生はこれを読め!」のリストから
ミヒャエル・エンデ「モモ」
阪田寛夫「まどさんのうた」
R・フリードマン「ちいさな労働者」
松江哲明「あんにょんキムチ」
ジョン・シーモア「完全版 自給自足の本」
S・キング「ゴールデンボーイ」
辺見庸「もの食う人びと」
中島義道「うるさい日本の私」
向井万起男「君について行こう」
重松清「半パン・デイズ」
さそうあきら「神童」
吉岡忍「奇跡を起こした村のはなし」
夏目房之介「マンガはなぜ面白いのか」
五味太郎「大人問題」
吉本ばなな「キッチン」
小林紀晴「アジアン・ジャパニーズ」
大平光代「だから、あなたも生きぬいて」
ビートたけし「少年」
茨木のり子「倚りかからず」
りぼん・ぷろじぇくと「戦争のつくりかた」
養老孟司「バカなおとなにならない脳」
森本哲郎「生き方の研究」
大塚英志「物語の体操」
川崎洋「ことばの力」
マーガレット・マーヒー「めざめれば魔女」
永六輔「職人」
柳美里「水辺のゆりかご」
魯迅「阿Q正伝・故郷」
今西祐行「肥後の石工」
宮脇俊三「増補版 時刻表昭和史」
斉藤孝「声に出して読みたい日本語」
(注)2005年のリストから(順不同)。今後150冊ほど入れ替える予定。