『国が燃える』弾圧問題、
そして安倍&中川によるNHK政治的圧力問題、
いずれの事件にも「日本会議」や「神道政治連盟」といった宗教組織の政界工作員が登場する。
もちろん安倍・中川両氏もその一員である。
「公正中立」をお題目にとなえながらメディアを恫喝する政治家の先生がたが、
どれほど「公正中立」な宗教組織に属していることか。
国民には、それを知る権利があるのではないか。
カルト宗教による支配から「自由主義社会」を守れ!(@∀@)ということで
今日はこの二つの宗教団体を特集しよう。
日本会議・国会議員懇談会
〜あなたの知らない宗教組織、その政界工作員について〜
※できるだけ宗教組織・国会議員本人のページから情報を収集しています。
▼日本会議
HP:http://www.nipponkaigi.org/
▼日本会議綱領http://www.nipponkaigi.org/reidai01/introduction(J)/koryo.htm
(九郎注:激しく文字化けしているが、修正もされていない。管理人の真摯な姿勢がよくわかるページだ。)
▼日本会議のめざすもの
http://www.nipponkaigi.org/reidai01/introduction(J)/koso.htm
>1.美しい伝統の国柄を明日の日本へ
>私たちは、皇室を中心に、同じ歴史、文化、伝統を共有しているという歴史認識こそが、「同じ日本人だ」という同胞感を育み、社会の安定を導き、ひいては国の力を大きくする原動力になると信じています。
>2.新しい時代にふさわしい新憲法を
>現行憲法が施行されてすでに50年。わが国の憲法は、占領軍スタッフが1週間で作成して押し付けた特殊な経緯をもつとともに(九郎注:ウソです。)、数々の弊害ももたらしてきました。自国の防衛を他国に委ねる独立心の喪失、権利と義務のアンバランス、家族制度の軽視や行きすぎた国家と宗教との分離解釈、などなど。・・・
>私たちは、外国製の憲法ではなく、わが国の歴史、伝統にもとづいた理念に基づき、新しい時代にふさわしい憲法の制定をめざし、平成5年に「新憲法の大綱」を発表し、憲法見直しの世論喚起につとめています。
>日本人自らの手で誇りある新憲法を創造したい、これが私たちの願いです。
3.国の名誉と国民の命を守る政治を
4.日本の感性をはぐくむ教育の創造を
5.国の安全を高め世界への平和貢献を
6.共生共栄の心でむすぶ世界との友好を
・・・
>私たちは、国会議員懇談会とともに誇りある国づくりを進めます
>●超党派の「国会議員懇談会」の設立へ
>国を愛する広範な国民運動の推進を目指す私たち「日本会議」の設立に呼応して、超党派による「日本会議国会議員懇談会」が新たに設立されました。
>すでに、元号法制化運動や天皇陛下御即位奉祝運動、終戦50年国民運動などで、私たちの国民運動に呼応した議員連盟が結成され、国政における大きな成果を収めてきました。その力をさらに高めるため、国民運動とあい提携する恒常的な議員懇談会が常設されました。私たちは、わが国が正しい進路を歩むため、国会議員の皆さんとともにあい提携して国民世論を喚起してまいります。
<●健全なマスコミの支援を
>マスコミは第4権力と言われるほど、国民全体に大きな影響力をもっています。私たちは、公正な情報を行うマスコミを大いに支援するとともに、国益をかえりみない偏向報道の是正をめざしていきます。
・・・安倍・中川両氏によるNHKへの政治的圧力の理由がここにある。
神道政治連盟
〜あなたの知らない宗教組織、その政界工作員について〜
※できるだけ宗教組織・国会議員本人のページから情報を収集しています。
▼神道政治連盟
http://www.sinseiren.org/
▼神道政治連盟の自己紹介
http://www.sinseiren.org/sas.html
>神道政治連盟(略称・神政連)は、世界に誇る日本の文化・伝統を後世に正しく伝えることを目的に、昭和44年に結成された団体です。戦後の日本は、経済発展によって物質的には豊かになりましたが、その反面、精神的な価値よりも金銭的な価値が優先される風潮や、思い遣りやいたわりの心を欠く個人主義的な傾向が強まり、今日では多くの問題を抱えるようになりました。神政連は、日本らしさ、日本人らしさが忘れられつつある今の時代に、戦後おろそかにされてきた精神的な価値の大切さを訴え、私たちが生まれたこの国に自信と誇りを取り戻すために、さまざまな国民運動に取り組んでいます。
>・世界に誇る皇室と日本の文化伝統を大切にする社会づくりを目指します。
>・日本の歴史と国柄を踏まえた、誇りの持てる新憲法の制定を目指します。
>・日本のために尊い命を捧げられた、靖国の英霊に対する国家儀礼の確立を目指します。
>・日本の未来に希望の持てる、心豊かな子どもたちを育む教育の実現を目指します。
>・世界から尊敬される道義国家、世界に貢献できる国家の確立を目指します。
▼神道政治連盟・国会議員懇談会
http://www.sinseiren.org/ouen/kokugikon.html
※公式HPではなぜか構成員は明らかにされていない。
>日本らしさの回復を目指す神政連の活動は、問題意識を共有する多くの国会議員の活動に支えられています。神政連国会議員懇談会は昭和45年に結成され、現在、246名の衆参国会議員が参加し活躍しています。
自民党に要望書 立党50周年・参院選にむけ
>神道政治連盟(宮崎義敬会長)は 一昨年12月18日午後、自民党立党50周年や 昨夏の参院選にむけ、皇室を中心とした我が国の歴史、伝統、文化を尊重する自民党の方針の堅持、靖國神社問題、憲法改正などを盛り込んだ要望書を安倍晋三幹事長に手渡した。
▼神社本庁 = 神道政治連盟の母体
HP:http://www.jinjahoncho.or.jp/
※「リンク」に以下の文章。
http://www.jinjahoncho.or.jp/link/index.htm
>神道政治連盟
>「神道精神を国政の基礎に」を合言葉にして結成された神社界を母体とした団体です。皇室の尊厳護持(そんげんごじ)、正しい政教関係の確立、教育の正常化等の活動を通じて、国民の幸福、日本の繁栄、さらには世界の平和に寄与することを目的としています。
▼森(元)総理「神の国」発言
▼武部勤(自民)ホームページより
http://www.takebe.ne.jp/i/qa.htm
Q.「神の国発言」についてお聞かせ下さい。
A.公人たる総理が神道政治連盟のような特定宗教団体の会合出席は慎重にすべきです。私が党副幹事長として森幹事長に仕えていたところ「日本は八百万の神々の国であって、草木にも神が宿っている。だから自然の恵みに感謝し、自然の驚異をおそれる謙虚な気持ちが大切」とよくお話されていました。いずれにしても今回の発言は極めて不用意と言わざるを得ませんが、選挙を目前に景気対策や福祉など国民生活に大切な問題を棚上げして「森発言一本やり」の攻撃をしかける野党の姿勢はどうかしていると思います。
・・・余談ですが、公人たる幹事長のくせに「若者は自衛隊に入ってサマワみたいなところに行けば」なんて言っちゃうアンタも(@∀@)、もうちょっと慎重にすべきです。
▼(参考)サマワに行けば人間性直る 犯罪凶悪化で自民・武部氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041209-00000152-kyodo-pol
>自民党の武部勤幹事長は9日午後、都内の講演で、犯罪の凶悪化や教育現場の荒廃に関し「憲法や教育基本法を改正しても簡単に(状況は)変わらない」と指摘した上で「暴論かもしれないが、一度自衛隊に入って、サマワみたいなところに行って、緊張感をもって地元に感謝されながら活動したら3カ月で瞬く間に(人間性が)変わるという考え方もある」と述べた。
・・・日本会議からの情報だけでは公正中立ではない(@∀@)ということで、
以下の情報もぜひ参考に。
日本会議・神道政治連盟に批判的な立場からの情報
▼平沼=生長の家=統一協会、文教族は宗教右翼のゴロツキ
http://www.asyura2.com/0403/senkyo3/msg/956.html
※K・V・ウォルフレンやH・ビックスの研究から、これらカルト宗教組織と自民党の結びつきを示す。
>「生長の家」の青年部「日本青年協議会」愛知代表服部守孝は、「つくる会愛知
代表」で「北朝鮮拉致家族を救う会愛知代表」で、「建国義勇軍」事件の「刀剣
友の会」と伴に平成13年5月26日に尖閣諸島に上陸してます。「日本青年協
議会」の連絡先は、「日本会議」の連絡先と隣同士です。「日本会議」構成員
は、勝共連合(統一協会政治部)構成員と重なります。「日本会議」理事長の戸
澤眞は勝共連合の元顧問です。
▼教科書攻撃・歴史改ざん派と右派人脈
http://www1.ocn.ne.jp/~sinryaku/uhazinmyaku.htm
▼GLA(高橋信次と高橋佳子)の異言等に関する『文芸春秋』特集記事(1977年)
http://www.asyura.com/0306/bd28/msg/228.html
▼北朝鮮と統一教会、ずぶずぶの関係。
http://www.asyura2.com/0403/war55/msg/396.html
▼中村敦夫、神道政治連盟による国会政治への動員を批判「政教分離原則からの違反だ」
http://www.monjiro.org/hokoku/iinkai/homu/000525.html
>○中村敦夫
>実際問題として、これが出てきて、特に自民党の中で反対意見が多くなってきたというのは、一九九六年三月三十一日に開かれた神道政治連盟国会議員懇談会、これ今話題の会ですけれども、ここにおいて選択的夫婦別姓制度の反対が協議されて、それ以来なんですね。それ以降、神道政治連盟及び二百名以上いる同議員懇談会というところでたびたびこの制度への反対が表明されているんですよ。そうすると、いわばここのところが与党の中でも反対の総本山みたいな形になっているということで、臼井法務大臣自体この懇談会の幹事を務められているということがあるわけですね。
▼統合右翼団体/翼賛政治組織『日本会議』の新会長(三代目)に
三好達・前最高裁判所長官が就任
@阿修羅
http://www.asyura2.com/sora/bd16/msg/233.html